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サントリー白州工場見学

2019-06-27 16:05:42 | お酒
サントリー白州工場を見学してきました、

今までは、同じ敷地内の天然水工場の見学でしたが、今回は仲間とウイスキー工場見学です。



集合場所は他と同じ、資料館ホール、簡単な説明を受けてから出発、







蒸留所は 資料館反対側の 森の中、中に入ると既に麦芽の香りが漂い、





醸造過程の説明と、2種類の麦芽の香を、

モルト(麦芽)の乾燥にピートを使い 燻すとピートの香が付いたモルトに、加熱だけで乾燥させるとノンピートのモルトになります。



ここからが工場内部です、モルトを粉砕して水と混ぜ 加熱しでんぷんを糖化させ、



酵母を加え発酵槽へ、サントリーでは 木製樽を使用しています。



ちなみに樽の容量は 1樽7万5千リットル・・・75tも入ります。



発酵槽の中はこんな状態、プチプチと泡が立ち、簡単に言うとビールが出来ています。



続いて、蒸留器 ポットスチルで蒸留していきます。いろいろなサイズ、形があり、

それぞれ特徴のある ニューポット(蒸留酒)ができるそうです。



ここから、熟成させる為の保管庫へ バスで移動、

中に入ると、ものすごいウイスキーの香・・・・・・1時間もいれば酔っぱらうと思います。

ウイスキーの熟成樽は 他のお酒(シェリー酒やバーボン、ワイン、など色々)で 使った物を再利用していますが、

サントリーは専用の樽工場を持っていて、そこで作られた樽を 他のお酒メーカーに貸し出し、返却されたものも使用しているそうです。



こちらの倉庫1つで 2万樽保管できるそうです・・・・・ウイスキー何本作れるのかな?

白州ではこのような保管庫が全部で10棟あるそうです。



樽で熟成中にウイスキーは 1~3%づつ減っていくので、空洞が大きくなっていきます。

10年以上になれば 3割以上減ってしまうので、値段が高くなるのも 仕方ない部分です。



保管庫を出て、最大のお楽しみ 試飲です、

ただ私 今回は、運転手なので、試飲はできません・・・(涙)

隣の友人の物を 香りだけ 嗅がせてもらいました。



試飲は 全部で4種類、

ホワイトオーク樽熟成原酒・・・華やかな香りと甘い香りが特徴です、

ライトリーピーテッド原酒・・・少しピートの香りが強く、白州の香りに近い感じでした。

白州・・・・・・たぶんノンビンテージ、トワイスアップ(常温の水で割る)にして 香りと味わいが開くのテスト、

白州・・・・・・本格的なハイボールを作る



今回試飲はできませんでしたが、いろいろ勉強になりました。

白州の工場見学、1人1000円の有料ですが、一般では飲めない 白州原酒の試飲が含まれ、

これだけでも、価値のある体験と思います。


残念なのは 相変わらず、国産ウイスキーの品不足が続き 

工場内のショップでも 白州は手に入りませんでした。

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