いよいよ小学校中学校ともに新学期がスタートしました。
生徒に「今日の授業はどうだった?」とたずねると、
「全然進んでいない」とか「前と同じ」いう声がよく聞かれます。
ところが、いざ中間試験の範囲が発表されるとテスト範囲は予想以上に広くて、
「いつの間にこんなに授業が進んでいたの?」と言う生徒がきまっています。
油断している間に着々と授業は進んでいるものなのです。
お隣りの席のお友達と話をしたり、つい、ぼーっとして先生の話を聞き逃していたら、
誰だって授業の内容がすっかりわからなくなってしまいます。
そして、決まり言葉が「あの先生の授業、全然おもしくろくない」です。
自分が授業を聞いていなかったことは棚にあげて、先生のせいにするのです。
第一、塾で勉強する時間よりも学校で学ぶ時間の方がはるかに長いのですから、
いくら塾で先取り勉強をしても、
学校の授業を聞いていなかったら知識が定着するわけはありません。
これでは本末転倒。毎時間、しっかり先生の話を聞いてきてください。