ノートはケチるな！

5/25（水）本日も通常通りです。

中２のA君、いわゆる大学ノート１行に、なんと３問の計算式を書き込んでいました！
どこからどこまでが１問なのかもよくわかりません。問題と問題の間がほとんど空いていないからです。３問目はスペースが足りなくなって小さな字で詰め詰めで書き込んでいるので数字も読みにくいですし、プラス・マイナスの符号もよくわかりません。これでは計算ミス頻発です。

もっと広いスペースで計算しなよ！」と言ったところ、
「だって、もったいないんだもの…」とA君。

一体、なにがもったいないのでしょうか？ノートを節約したところで、なんのメリットが？ノートは一冊高くても100円ちょっと。一方、塾の授業料は１回2000円としましょう（仮に）。2000円で１００円のノートが20冊買えます。１か月で20冊使い切るほど自分で勉強したら塾なんて来なくていいはずです。こう考えると100円のノートは激安です。

少ないスペースに計算すると計算スピードが落ちます。計算ミスも起こりがちです。その手間を考えたら、ノートをぜいたくに使ってどんどん勉強した方がはるかに経済的なのです。ノートの節約につぎ込む時間こそが「もったいない」なのです。中には、ノートを一冊使い終わったのに、買いに行くのを忘れたと言って新しいノートをなかなか持ってこない生徒もいます。ノートがなくなったらすぐ新しいノートが使えるよう、ご家庭にノートのストックをぜひお願いします。


それから、ちびた鉛筆や消しゴムも同じです。特に男子に多いです。これも勉強の能率が落ちます。やめましょう。

逆に女子はペンケースにペンを入れすぎる傾向にあります。そういう人は、重要事項にアンダーラインを引くのに、まず、ペンを探す時間がかかりすぎて、即、線が引けないのです。学校の授業中だったら、ペンを探している間に重要な話を聞き逃してしまいます。ペンケースの中身と成績は反比例します。使うペンだけ持つようにしましょう。そう多くはないはずです。