花笑 はなえみ

          呼吸を大切に 呼吸を忘れないで と願っています

絵本 スノーマン

2014年12月28日 12時21分57秒 | 本棚

東京は、あまり雪が降りませんし、辛いほど寒くはありません。
それでも、雪は あまり うれしくありませんでした。
交通機関がマヒしてしまい通勤に不便だったことも理由のひとつですね。

冬、雪、冷たい、寒い、いやだなーって多くの人はそう思うでしょう。
わたしも、そう 思うんです。

ある日、何気なく スノーマン という絵本を手に取ってみました。

ページをめくっていくうちに、私自身のからだの中を 何かしらあたたかいものが駆け巡っていくように感じられました。

そして、小さな男の子とスノーマンのように わたしは あっという間に大空を飛んでいたんですね。

途切れなく雪の流れくる天空を どこへ というのでもなく 飛翔していたように思います。

スノーマンの絵本、書店での立ち読みでしたが、わたしの目いっぱいに涙が浮かんでいて ちょっと動くとこぼれ落ちそうで しばらくは動けませんでした。


スノーマンのアニメとともにテレビコマーシャルで流れていた音楽、ウォーキング・イン・ジ・エアー/空を歩いて、というこの曲、歌声も清々しく心打たれたものでした。

私も、その時は 本当に その清らかな歌の翼に乗って大空を駆け巡っていたのかもしれません。
この曲を聞くたび その時の記憶が いきいきと立ち上がって来るのです。

イギリスで、今から29年前のクリスマスイブに放映されたものとのことです。
日本では、それから5年後、CMソングとしてお馴染みになりました。

最近聞いているのは、オリジナル ピーター・オーティ君の歌声ではありません。
リアム・オケーン君とジョセフ・マクマナーズ君の歌声です。

ふたりとも、星の王子様のような輝きをまとっていて、多くの人々を惹きつける魅力があるんですね。

リアム・オケーン君は、明るく透き通りよく響きあう声の持ち主で、ジョセフ・マクマナーズ君は、少女のように柔らかく幼さが多分に残っているような愛らしい声の持ち主というのが私の印象です。

絵本と音楽の素晴らしいめぐりあいは、多くの人々に忘れえない感動をプレゼントしてくれましたね。
時空を超えて その恩恵を受けている幸運に感謝です。


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