花笑 はなえみ

          呼吸を大切に 呼吸を忘れないで と願っています

ひと

2016年02月02日 21時44分05秒 | エッセイ
 冬なのに、今日もゆるい気温でありがたかったです。

 だけど、さっきから、1メートル位離れたすぐ隣りでやってる工事の騒音がひどくて、しんどいです。昨日は、真夜中の25時過ぎまでやってたし、今日は、早朝5時過ぎから再開でした。
 で、さっき20時過ぎから、またすごい騒音と地震並みの振動です。
 きっとまた、夜通し近い状態なんだろうな、って不安です。

 .....ひとつラッキーなら、ひとつアンラッキーというところなのでしょうか。

 取り敢えず、さっき、警察署へ電話したら「がまんしてください」と言われました。そいういうこと警察官が言っていいことなのかと思ったけど、この地の警察官ならそういうものの言い方あり得ると、残念ながら納得してしまったわたしです。

 わたしもあまり自信のないところで、「人としてどうなの?」と問われれば、正当か不当かはっきりできないところです。
 どんな職に就いていようと、そこのところが人としての価値が表れるところだとは思いますが。

 一難去ってまた一難とは、人生楽ありゃ苦もあるさ、ってことでもあるのでしょう。
 あまりわたしの主張ばかりを押しても、相手ばかりの主張ばかりを受け入れても道は開けませんね。

 いずれかの勝ち負けではなく、ただ人の目に見えないところでの生き様なのだと思います。

今日一日の学習

2015年08月12日 10時12分58秒 | エッセイ

嫌いなもの・嫌いなことは「勉強すること」っていう人多いと思うけど・・

なんかね、きちんと坐って、真面目な本を開いて、大切なことや気づいたことをノートに記していく、それも勉強、学びの姿勢だと思うのですが。

そんなことは、得意な人やそうすることが好きな人にとっては楽勝で遊びやゲーム同然なんでしょうね。
苦手な人にとっては苦しくて辛いことですよね。
ちなみに、わたしも勉強を辛く苦しく思う部類の者ですよ。

勉強をするってどれくらい人間に必要なことか測ることは難しいですが、短い期間と長い期間、時間や期間も関わってくると思うのです。
短時間・短期間だとある程度は努力というふんばりも効くけど、長時間・長期間はふんばる効き目ないですよね。

こんなこと書いていて、なんだか虚しくなってきましたけど。
なんのために勉強するのか、なんのために私の時間を使うのか、だれのために・・

取り敢えず、答えがすぐに出ないものや出せないものは捨て置いといて、やらなくちゃなんないものを先に済ませようと思いました。

まず、退院後は、差し迫って大切なことのひとつに食事の支度があり優先順位の上位に上ってきましたよ。
病院食は、もちろん入院中の患者のために作られる食事のことです。
病院食では、病気特有の痛みは消えないし病気も治ることはありませんが、入院前より体調が良くなったのは事実です。

食事について。

食事に関わる研究をしてきた人たちの日々の学び、努力の積み重ね、学ぶ人たちの、時を超え、場を超えて繋いできた人たちの継承の志し、そんなことなどを感じます。
その分野に携わることを単に経済的手段と考える人もいるだろうし、使命と考えている人もいるでしょうね。

これは、食に関することだけではなく、他の分野にも当てはまることだと思うのです。

遅々として進まない分野、ありますよね。
その道の最高峰、それを進むのも待つのももどかしいしじれったいし、我慢できやしませんね。
でも、人はいつだって大切なことは後回しにしてしまうもの。
それの一端でも担いでみようって気持ちのある人が、その一歩を進めてきたんだろうと思うんです。

人の一生は短いけれど、人の学びはずっと継がれて続いていくものだと思うのです。
人の世が続く間だけは、ね。

一生かけて学ぶ心を失わないことが人間を目指す者の証し、生涯かけて何事を成さずとも、目指すところのものだけは、ここに置いておきたいと切に願っています。


「ジブリ」の作品で使われた音楽を聴きながら今この原稿を書いています。ピアノにアレンジした曲などは気分ががほぐれますから。グールドのピアノもいいですね。1981年の録音らしいです。


東日本大震災から3年5ヶ月たちますね

2014年08月10日 09時14分13秒 | エッセイ

 2014年8月10日現在
 東日本大震災から、ちょうど3年5ヶ月たちますね。
 まだまだ多くの個人の方々や団体が継続して支援なさっています。
 そして、まだまだ継続した支援が必要なんですね。

 下記の2つの団体は、私が、東日本大震災などに関する情報を得ているウェブサイトです。
 ぜひ、ご覧になってください。

   ・JCN 東日本大震災全国ネットワーク
    ビデオでの活動報告もやっています。

   ・JPF 東日本大震災被災者支援特設サイト
    活動の様子を写真などでも報告しています。

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 第9回JCN現地会議in岩手の中で、WAM(福祉医療機構:税金で運営されている団体)代表の方の説明を聞いてみました。

 『心理的回復のプロセス』という曲線における、谷のあたりから山へかけての説明が気になりました。

 阪神淡路大震災を例にとっていましたが、谷から山へかけてというのは、1つ目の山を越えて、2つ目の山へ向かう途中のことです。

 この幻滅期という谷から、再建期という山を登る途中、急激に自殺の方が増えていったそうです。
 映像中の資料の記載 : 英雄期→ハネムーン期→幻滅期→再建期

 参考:岐阜県精神保健福祉センター資料 : 『災害時のこころのケア』より
  1.衝撃期→2.反動期→3.幻滅期→4.再適応期
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 私自身、震災の3ヶ月後に釜石市を訪れて街を歩いてみました。
 街で人と会うことはほとんどなく、走っている車を見かけることもほとんどなく、むせ返るような、すえたような匂いが立ち込めていました。
 そこで、1軒のコンビニエンスストアが開いていたのには少し驚きました。
 あんな状況の中ですからね。うれしい気持ちというより、感動しました。

 人と会う状況が難しい中、バスを降りてきた方だったでしょうか、お話しできました。
 釜石の商店街をご利用なさっていた方のようでした。
 黒い津波が、商店街のアーケードの屋根を、かなりのスピードで走っていった、ということでした。
 ご存知の方も、その黒い津波にさらわれていったそうです。

 港では、海上保安庁の船が浮かんでいただけでした。

 


ヒグラシの声が涼しげに聞こえてきます

2014年07月26日 18時48分15秒 | エッセイ

今日、東側以外開けっ放しにしていた我が家の室温、39.4度でした。

インターネット情報では、35度と書いてありましたが、どの辺りの気温が基準なんでしょうか?

我が家は、気象情報適用外地域らしいですね。

東京から引っ越して来るとき、クーラーは必要がないように思い処分してきましたが、この北方の地は温暖化が加速しているということかもしれませんね。

39.4度は、この地に転居して以来、3年8ヵ月間での最高室温です。
ちなみに、この39.4という数値は、電波時計に表示された温度です。


6時すぎ、7月に入ってからは、お囃子の練習の音が毎夕響き渡ってきます。
もうじき夏祭りです。
暑気払いには丁度良いかも知れません。

お囃子と一緒に、ほど良い数のヒグラシの声も聞こえてきました。
日本の夏ですね。 

東京 井の頭公園の噴水  4年位前に撮影


この一瞬一瞬を引き継ぐものへ

2014年05月20日 09時37分21秒 | エッセイ

その時間は 何のために取っておくの

その時間は 誰のために取っておくの

その願望を叶えるのはいつなの

その目的を果たすのはいつなの


その肉体が朽ち果てるのはいつかなのか知らないでしょう

なのにいつまで待つつもりなのでしょうか

ここにいるように思えるのも一瞬のまぼろし


去年のあの時間は もう消えた

今年のこの時間は まだ見えない

来年のその時間は まったく分らない


考えて 動いて 伝えて 何かと何かが出会い ぶつかりあい

そして 何かが消え 何かが生まれ 時間は いのちは変化してゆく

それでも、人間は、いのちは苦悩しながらも前向きだと思うんです。

私は、そう感じるんです。