花笑 はなえみ

          呼吸を大切に 呼吸を忘れないで と願っています

斎藤秀雄講義録とその道のドシロウト

2013年06月10日 06時46分37秒 | 本棚
 わりと早起きした今朝です。
 ここ数日、多忙の合間を縫って、とある難解な書『斎藤秀雄 講義録』を開いておりました。

 『虹の色は無限』というブログで、ある方から斎藤秀雄さんに関するステキなコメントを寄せて頂いたので、是非見てみなくてはと思ったんですけどね・・。

 当市の図書館にはなかったので、相互貸し借りというサービスを利用して、他市の図書館からはるばる借りて頂きました。
 やっぱり大変な本でした。
 この本は、厚みがあるし、とても重たいし、未知の専門書だし、何度うつらうつらしたことでしょう。
 何度寝入ってしまったことでしょう。あと何時間開いていれば終わるかな・・と。
 さきほど、ようやく閉じることができてほっとしています。
 
 斎藤秀雄さんという方は、全く別世界の分野の、とても尊敬している方ですが、この本は、音楽界で学び生きていこうとしている方々にとっては聖典にも等しいものなのかなと思いました。
 しかし、その音楽の分野以外の方々にも響く言葉やメッセージが沢山込められているように思えて、是非紹介したいと思いました。

 しかし、読んでいるとは言い難く・・この本を開いて・・眺めている最中に、妹から海岸通りを散歩しないかとの誘いがありましたが、断って没頭しておりました。残念・・。
 かつて散歩したことがある海岸通り(本年5月国立公園に指定)を想像しながら、この一冊と格闘していましたね。

 かつて散歩した時に写した一枚。種差海岸の天然の芝生です(国立公園指定前に撮影)
 

 それと、この本の中で、梅原猛さんの『隠された十字架-法隆寺論』のことが少しだけ書かれていたので、それも読んでみたいと思いました。・・法隆寺を見てその物だけを見るのではなく、どういう時代にどういう意図をもって建てられたかということを歴史的な事実から見て裏の裏を探るわけです。そうするとあれは聖徳太子を祭るために造ったんじゃなくて、彼の亡霊を閉じ込めるために造ったという結論が出てくるんです。そうするとバッハはこういう意図で書いたから、その意図を再現・・P.21~P.22

 P.278~知識は方々から集めて覚える、に記載のコンクールの入賞者の決め方、多数決の原理に対する確固たる反対の表明と提案、つまり拒否権とか差し戻し権の導入・・
 P.281~大脳と小脳の発達、に記載の教育者としての信念・・
 長々と綴ってしまいましたが、解らないなりにもひとつふたつは得るものがありました。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。