はなちゃんの雑記帳

雑記帳です。

壊れつつある先輩その後

2014-11-11 08:49:12 | 病院・病気

9月26日に投稿した 「壊れつつある先輩」 その後です

ヘルパーさんが 目の届かない時間と 夕方から寝るまでの外回りを見ることにしました

家の周りと 鍵をかけ忘れていないかなど (家の中には入りません)

そんな中で大失敗をしてしまいました

19:00 の見回りを終わってすぐに

彼女が ピンポ~ン と鳴らした

「息子が危篤になってすぐ病院へ行かなければならない タクシーに乗せてちょうだい」

すっかりお出かけ用の身支度をして お出かけ用の靴をはき バックも持っている

私は ひとつも疑わなかった

日中 笑い話をして さらにツレと話をして 変わったことがなかったのです

午後から息子さんが来たようで 帰ってから5時間くらいしかたっていない

この5時間の間に 大変な事故で 危篤になってしまったと 思って

私がパニックになってしまった

タクシーで病院まで送り届けようと 病院の場所を聞くために電話した先が

なんと 危篤の筈の息子さん 「もしもし 今どちらにいらっしゃいますか?」

「自宅です」 「えぇ~~ジ・タ・クですか~」

彼女が言っていることを話すと 「すぐ行きます」と

彼女に よくよく話を聞いたら

ちゃんとストーリーがあって その先に 「頭に2つの癌が見つかって手遅れ

大きい病院に連れて行ったが 危篤になった」

ここまでちゃんと聞いてやれなかった

1時間後に息子さんが来た その前にヘルパーさんも来た

あぁ~落ち着いて話をしっかり聞いてから行動すべきだった

みんなに迷惑をかけてしまった 謝った ごめんなさい

すっかり落ち込んでいる

ツレが 「どっちみち 息子さんに来てもらわなきゃ しょうがなかんべぇ」

と言ってくれたので 少しは助かったが 

これを踏まえて 今後は落ち着いて 落ち着いて

 

 その後も 日1日と 日を増すごとに いろいろ問題が出てきました

幻覚 妄想 近所への暴言 徘徊 夜中の大声 息子さんへの攻撃

息子さんは 何度も役所に相談に行ってるらしいが 解決しない

精神安定剤や睡眠薬を服用し 

「親に手をかけそうだ  近所の人にこんなに迷惑をかけていることを 

近所の人が 迷惑していると役所に電話した方が早道かもしれない」と言う

私が 前もって近所に 病気だから嫌なことを言われても勘弁して と言ったのが裏目に出たのか?

週明けに 役所に出向いて 私からもお願いしようと準備をしていたら

3ヶ月間の入院が決まった 

息子さんも 少しは精神的な休養が出来るかなと思う

急なことだったので 入院準備をしておらず 夜 名前を衣類に縫いつけた

息子さんは 奥さんが体調がすぐれず 入院中の叔母さんの面倒も見ているそうです

11月10日NHK「クローズアップ現代」の多重介護のようです

息子さんは「治って帰ってきたら、ディサービス や ショートサービスを利用して 

最期は自宅で看取りたい」と言う

近所の一部の人と 帰ってきたら 見守りをしましょうと話がついた

入院中も何かと大変でしょうが 今は休養を取ってほしいと思う

 

私のこの先にある道も 先輩と同じような道であることを覚悟しなければならない

おせっかいな見守り隊の私のモットーは 名前を名乗らない 見返りは受けない

でも 先輩には名前は知られているし 息子さんは出張土産を買ってくるし

これは動けないですね

一歩外に出ると おせっかい見守り隊は健在です 

コメント
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