共生細菌で殺虫剤に耐性…害虫カメムシで解明
配信元: 2012/04/24 14:16更新
害虫のカメムシが殺虫剤に耐える性質(抵抗性)は、土壌から体内に入って生息する細菌に関係することを明らかにしたと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームが23日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
抵抗性は従来、害虫自身の遺伝子が突然変異し、生き残った害虫が増えることで得られると考えられてきた。深津武馬研究グループ長は「原因が異なれば対処法も変わる。害虫を防ぐ新しい技術につながるのではないか」と話している。
チームによると、ダイズの害虫として知られるホソヘリカメムシは幼虫の時に、広く使われている殺虫剤(フェニトロチオン)を分解する細菌に感染する。この細菌に感染したホソヘリカメムシは、分解しない別の細菌に感染したものよりも、殺虫剤を投与した後の生存率が高く、抵抗性を獲得したことを解明した。
香川県は全国ニュ-スで伝えられるほど、害虫カメムシで農作物被害が深刻!
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日本はワーク・ライフ・バランスについて、24カ国中最低の満足度、、、
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(三原じゅん子議員のブログより)
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妊婦の栄養状態と、生まれた子の生活習慣病のなりやすさとの関係を検証するため、妊婦200人を対象とする世界的にも珍しい調査を国立国際医療研究センターと早稲田大学総合研究機構が今月から始める。
ダイエットなどによるやせた妊婦と低出生体重児の増加が背景にあり、子どもが成人するまでを調査する。
生活習慣病は誕生後の生活習慣だけでなく、母親のおなかの中にいるときから1歳のころまでに形成される体質が発症に関わっているという新学説が注目されている。
研究チームは、この幼いときの体質が妊婦の栄養状態にどう影響されるかを調べる。同センターに通院する妊婦などを対象に、出産までに3回の血液を採取。栄養状態に関係する血中のアミノ酸のほか、胎児の発育に影響を与える葉酸やビタミンなどを測定する。食生活アンケートも行う。 (2012年5月10日 読売新聞)
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肥満対策として加糖飲料に課税を=米医学研究所
ウォール・ストリート・ジャーナル 5月10日(木)10時10分配信
肥満症が根強い社会問題になっている米国では、年間の医療保険費の数十億ドルを肥満治療が占めている。この傾向を止めるには、学校や企業、医師などによる集中的な対処法が必要だとする報告が8日、発表された。
この報告は米連邦政府に保健政策の助言を行う独立系の米医学研究所(IOM)が発表したもの。IOMは報告書の中で、少なくとも1日60分の運動時間を学校に義務付けることや、加糖飲料への課税を検討することなどを推奨している。また食品会社には18歳未満の子ども向けの商品の栄養基準を改善するよう訴えており、仮に企業が自主的に対応しない場合、政府による栄養基準の義務化を検討するよう勧めている。
医師に対しては、さらに踏み込んだ患者のスクリーニング検査と、肥満防止カウンセリングの実施を増やすべきだとしている。また企業に対しては、健康的な食生活の啓発活動を行うことや、肥満関連治療などを健康保険の対象に含めるよう訴えている。
特に学校を肥満防止のための「ナショナル・フォーカル・ポイント(国を挙げた取り組みの焦点)」とすべきだと報告書は訴えている。子どもたちは学校で、起きている時間の半分を過ごし、1日に必要なカロリーの実に半分を摂取するからだ。
まとめると、これらの推奨事項は、食物の過剰摂取やジャンクフードの消費、運動不足を減らすよう生活環境を変えることを目的にしている。報告書の執筆者らは、肥満症の蔓延は個人の意志力だけでは抑えられないと訴えている。
しかし、これらの変革を実現させるのは難しい。報告書にある推奨事項の多くは数年前からすでに言われていたことで、IOMによる前回の報告書にも書かれている。ところが、特に連邦レベルでの反対勢力が多くの変革の実現を阻んできた。
一部の市や州ではこの数年、加糖飲料に対する課税の検討が行われてきたものの、飲料業界は数百万ドルをロビー活動や広告に費やし、これに反対する活動を行ってきた。結果、いまだに課税は実現していない。
オバマ政権はミッシェル大統領夫人の「レッツ・ムーブ」キャンペーンを通じ、子どもの肥満症対策を主要政策の1つとしてきた。これにより公的補助を受けているスクールランチの栄養が見直され、以前よりも野菜やフルーツ、ホールグレイン(全粒粉)が多く供されるようになったほか、栄養価の低い食品を学校から排除した。
しかし米議会は、ピザをスクールランチの皿にのせまいとするオバマ政権の努力を妨害した。ピザには通常、野菜とみなされる材料が含まれているというのが理由の1つだ。また、子ども向けの食品と飲料に対する任意の栄養基準を立案するため、2009年に設立された連邦4機関による作業部会は、議員と食品会社からの反対に遭い、たなざらしのままになっている。
米飲料業協会(ABA)は、IOMが運動に重点を置いたことを評価する一方、糖分を含む飲料の販売に対する規制を是認する点を批判した。「糖分を含む飲料をやり玉に挙げた差別的な政策を主張することは間違った対処法だ」とABAは声明の中で述べている。
ABAは糖分を含む飲料に対する課税が肥満症を減らす一助になるとの証拠は限定的だ、としたうえで、米国民が摂取するカロリーのうち、糖分を含む飲料はそのわずか7%を占めるにすぎないと訴えている。ABA広報担当のクリス・ギンドルスパーガー氏は、商品のカロリーを減らし、容器を小さくすることにおいて「われわれは、実は主導者である」と述べている。
IOMの報告は、ワシントンで開催された米疾病対策予防センター(CDC)主催の「ウエイト・オブ・ザ・ネーション」会議で公表された。米国の肥満症はこの10 年で、子どもおよび成人ともに微減しているものの、依然として米国人の3分の2が太り気味や肥満症であり、深刻な肥満症を患っている人の数も増え続けている。
この傾向がどこへ向かっているのかは定かではない。7日発行の米予防医学ジャーナルに掲載された研究によると、2030年には米国の人口の42%が肥満症になると予測されている。CDCの統計によると、2009-10年は成人の35.7%、子どもの16.9%が肥満症だった。
公衆衛生担当の職員が懸念するのは、現在1250万人余りの肥満症の子どものうち、どのくらいの割合が成人になっても肥満症のままでいるかということだ。また医療保険の負担額の上昇も懸念の1つだ。肥満症は2型糖尿病や心臓疾患といった、治療費が高くつく慢性疾患と関わりがあるからだ。肥満症に関連する疾病の治療費の見積もりは幅があるが、IOMでは年間1902億ドル(約15兆2000億円)と試算している。
さて、日本は…生活習慣病の取り組みをもっと向上!?
香川県は糖尿病患者数日本一、介護・医療費が高くつく慢性疾患
昨日も、2型糖尿病の件で… 『糖尿病とチコリ』検索トップ拝見され
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