とろぐ+おでんのぐ

先代『とろ様』の日常と侍従のつぶやき。そして若殿『まるてん』の家ネコ修行&『こんぶ』の成長日記。

闘病手記 その2

2008-04-18 14:32:48 | 病院
「暗いハナシになったらイヤやしなぁ・・・」と書こうか書くまいか悩んでた
この闘病手記ですが、みなさまからの温かいコメントをたくさんいただいて
私もとろままも、とってもとっても感謝してます。
きっととろ様も・・・。(笑;
ほんとにありがとうございます。ちょっとふっ切れました。(笑)


<発覚>
脚も完治して1歳の誕生日も無事に過ぎ、それから1年後。
2歳の誕生日を過ぎた頃から、なんだかとろ様の食欲が落ちてきました。

侍従『とろ様?ゴハンですよ、ゴハン。ごろごろ寝てばっかりやから
   おなか減ってないんですかぁ?(笑)』



やっぱり食欲がないみたい。
ということで、侍従たちはかる~い気持ちで念のため病院へ。

診察の結果、心音に雑音が混ざっているとのこと。
後日改めて検査をすることになったとろ様。
それでも、まだこの時は侍従たちもいまひとつピンと来てなかったんです。

そして再度病院へ行って検査。
その結果

●生まれつき心臓の弁に疾患があるかもしれないこと。
●弁疾患のせいで心臓の中で血液が逆流していること。
●その逆流のせいで、うまくポンプ機能が作用しておらず
 それでも全身に血液を送ろうと、心臓が働きすぎていること。
●心臓が働きすぎることによって、心筋が分厚くなっていること。

がわかりました。


そして知りたくはなかった事実として、

●現状では確実な治療法がないこと。
●悪くなることはあっても良くなる可能性は低いこと。
●このままだと肺に水がたまったり、
 血栓ができたりして突然死の可能性が高いこと。

が告げられました。もちろんセンセは優しいのでオブラートに包んで
お話ししてくれました。(笑;

そこで初めて「肥大型心筋症」という病名がわかり、
ようやくコトの重大さに気がつきました。(なさけない;;)

そして念には念を入れて、精密検査のために
南大阪の大学病院へ行くことになったとろ様。
ただでさえビビリのとろ様が、
そんな長旅にこの身体で耐えられるか
不安で不安で仕方ありませんでしたが、
とにかくワラにもすがる気持ちで大学病院へ。


精密検査の結果・・・
間違いなく「肥大型心筋症」であると告げられてしまいました。(笑;
なんというか、傷口に岩塩をすりこまれたような感じでしょうか;
覚悟はしていましたが、やっぱりショックは大きくて・・・。






こんな、小さくてモフモフであったかくてやわらかい
愛らしい生き物が、そんな重い荷物を背負わされていた・・・。
もしかしたら生まれてからたったの2年で、
この世を去らなければならないかもしれない・・・。
なんでこの子がこんなツラい目に・・・と思うと
悔しいやら、悲しいやらで・・・。

恥ずかしながら、びーびー泣いてしまいました。(笑;
泣いてると、とろ様が寄って来て不思議そうな顔で見るんですよね。(笑;
その姿を見ると、余計に泣けて泣けて。(泣笑)

でも、泣けるだけ泣いたらなんか腹が据わったというかなんというか。(笑)
とにかくなってしまったものは仕方ない。
でも、できるだけのことはやろう。
もしものことがあっても、『あぁ、この家に来てよかったぞよ。』
と思ってもらえるようにがんばろう。

ようやくすべてを受け入れる覚悟ができたのでございます。

●教訓
 泣けるだけ泣いて覚悟がきまるなら、ガンガン泣いちまえ。(笑)
 


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