2013年4月25日
<朝4:00すぎ>
もちろん、とろままはぐっすり寝てたんですが、
とろ様が尋常ではない様子で暴れている音で目が覚めたようです。
以下、発見時のとろ様の様子
●呼吸はゼエゼエと口呼吸。
回数は100回以上/分。(普通なら20~30回/分)
●右足にマヒあり。
●大きな声で鳴いたり(めったに鳴かないのでこれも異常)、
足を引きずりながらも落ち着かずに動き回る。
●トイレの周りに、うんちが散乱。
(ほとんど粗相しないのでこれもまた異常)
かかりつけ病院の留守電に、症状を入れる。
なんとか落ち着かせるように見守り。
私のところへも、半泣き状態でとろままから電話があり・・・
真夜中や明け方など、睡眠時間のコアタイムにかかってくる電話は、
まぁ9割方、いい話ではないんですよね・・・。(涙)
すぐに飛んで行ってあげられないのが、
とにかくもどかしく・・・。(号泣)
<5:00頃>
折り返し、病院からTELあり。
症状から判断するに、
おそらく血栓が飛んだと思われる。
チアノーゼが出ていないようなら、
肺塞栓(肺の血管に血栓が詰まった状態)の可能性は低い。
呼吸が荒いのは、痛みによるものかも。
※血栓が飛んだ瞬間は、激痛なんだそうです。(涙)
しばらくすると痛みは治まるとか。
やはり大声で鳴きながら、前足だけで家中をうろうろしているが
呼吸は約60回/分まで落ち着いてきた。
<8:00すぎ>
呼吸数はさらに半減し、鼻呼吸も戻ってきているが
口呼吸も継続。
病院に到着する頃には、右足だけでなく
左足にもマヒが出ており、両足先がとても冷たい。
※ねこの身体の中で、たぶんぬれっ鼻が一番冷たいと思いますが、
なんというか、それを超える冷たさでした・・・。(涙)
レントゲン検査の結果
①肺に水がたまっている。
②足の動脈に血栓がつまっている。
③心不全の状態。
肥大型心筋症で血栓が飛ぶのは、病状の最終段階。
あくまでも目安だが、余命2ヵ月。
あぁ・・・、10年前を彷彿とさせる再びの余命宣告。
10年前と違うのは、素人目に見てもわかる症状が出ているため
逃れようのない事実を突き付けられた、という
ものすごい「現実感」でした。
とにかく可能な限りの治療を開始。
①の症状に対して
・利尿剤と点滴で強制的に肺の水を排出させる。
・酸素部屋に入院。
②の症状に対して
ヘパリンで血栓を溶かす。
→ただ、初期治療の段階でのとろ様の体温は32度とかなり低く、
ヘパリンの効果が出にくいかも・・・と説明を受けました。
※ヘパリンは体温34度以上での使用推奨のようです。
ぐったりとしており、呼びかけにもあまり反応しない。
しつこくなでても、噛みつく気力もない。
どうしたんだよぉ~!(涙)
ガブガブきてよ~!(涙)
いつもみたいに、ゴリゴリきてよ~!!(号泣)
「闘いの記録 ~血栓編その2~」に続く