とろぐ+おでんのぐ

先代『とろ様』の日常と侍従のつぶやき。そして若殿『まるてん』の家ネコ修行&『こんぶ』の成長日記。

立派な殿さま。

2015-03-23 12:03:09 | 日常
2015年3月19日 19:30頃
とろ様が逝きました。





18日の夕方、再度血栓が飛んでしまい緊急入院。



さすがのとろ様も、今回の発作は
乗り越えることができませんでした。

私がお見舞いに駆けつけたのは
19日の18:00頃。
酸素室の中のとろ様は、目ヂカラもなく、
どこを見ているのかわからない状態で、
呼びかけにも反応なし。
口からすこし泡をふいていました。

それでもじっと痛みに耐える姿は、
(血栓が飛ぶと激痛が走るそうです)
とても立派でした。

とうとう訪れたその瞬間には
目ヂカラが戻り、呼びかけにもピクリと反応し、
そのまま灯火がすっと消えるような
静かで潔い最期でした。



生後2ヶ月

我が家にやってきて
すぐに「殿さま」に就職。



2歳

「肥大型心筋症」による
突然死の可能性を宣告される。



その後、通院・投薬を続けつつ
のほほ~んと大ねこに成長。

猫アクネ、肛門しぼり、ポッチャリなど
地味~に色々とありました。



10歳

年末に初めての膀胱炎。



11歳
3月初旬 尿路結石により大手術。


4月下旬 血栓が飛んでしまい、下肢マヒに。
心不全で余命2ヶ月の宣告。




と思いきや、まさかの下肢マヒからの歩行復活。
さらには余命宣告もなんのその。
12歳、13歳の誕生日を経て
血栓発作から1年11ヶ月のミラクルなオマケつき。

この世に生を受けてから、13年と6ヶ月。
我が家の殿さまになってから、13年と4ヶ月。

いろいろありましたが、本当に楽しかった。
本当に本当に楽しかった。




逝ってしまう1週間前は、腹肉が雪崩を起こしていたり・・・




逝ってしまう3日前は、こんなにガチムチでした。



そんなとろ様も・・・



片手で持てるサイズになりました。



この「とろぐ」では、ついつい「愛の裏返し表現」を
多用してきましたが、最後ぐらいは
愛すべき殿さまを、全力で褒めちぎりたいと思います。



トロちゃん、ほんまに立派やったで。
ほんまにすごかったで。
がんばってくれてありがとうな。







お先にお出かけのとろ様。
ひとまず、おつかれさまでした。
またいずれ、そっちで会いましょう。



最後になりましたが、「とろぐ」を通して
とろ様をかわいがってくださった皆さま。
長い間、そして最期の瞬間までお世話してくださった
病院スタッフの皆さま。

とろ様本ねこに成り代わりまして、
侍従姉妹、厚く厚くお礼申し上げます。