とろぐ+おでんのぐ

先代『とろ様』の日常と侍従のつぶやき。そして若殿『まるてん』の家ネコ修行&『こんぶ』の成長日記。

闘病手記 その3

2008-04-19 22:58:48 | 病院
みなさん、それぞれの修羅場をくぐって来られてることを知って
いつまでもメソメソしてる場合じゃない!と
ものすごく勇気づけられました!なんだかとっても心強いです!!
ほんとにほんとにありがとうございます!


<2歳/治療開始~6歳/現在>
治療と言っても、メインになるのは投薬治療。
とにかく、少しでもとろ様の心臓が持ちこたえるように・・・
ただその一心でした。

病気が発覚してから、しばらくして
心膜(心臓を覆っている膜)に水がたまっていることがわかりました。
『もう、いよいよなんだろうか。』
『ヒトの都合で、かえってとろ様を苦しめてるんじゃないだろうか。』
正直、悩みました。
でも、『それでもやっぱり何かせずにはいられない。』
『ヒトの都合だろうがなんだろうが、もっととろ様と一緒に居たい。』
再び覚悟を決めました。
(もう何度、覚悟を決めればいいんだろう・・・)


そんなある日・・・


右の前脚を引きずっているのを見つけ、慌てて病院へ。
『まさか、血栓が!?』
どうしても悪い想像ばかりしてしまう・・・。

そして診察の結果、血栓ではなく関節の問題であることがわかりました。
ほんとに、骨やら神経やら心臓やら関節やら・・・。(笑;
この小さい身体の中には、どんだけアカンもんが入ってるんやろうか・・・
ここまで来たら、もう笑うしかありません。(笑)

そして精密検査のため、今度は北大阪の病院へ行くことになったとろ様。




もはや腹を据えた侍従には怖いモノはなし。(笑)

侍従『っしゃ~!とろ様、行きますよ~!』

そして精密検査の結果、
先生『この子は関節が外れやすいタイプですね。
   そんなことよりも、この心臓の雑音!心臓の治療に専念してください。』

か、関節が外れやすいタイプ・・・。イヤなタイプやな、とろ様。(汗)

と、とにかく再び長旅をがんばったとろ様には、ウチへ帰ってすぐに

ご褒美です。(笑)すっかり侍従たち、アマくなってます。(笑;

そんなこんなで、右前脚のびっこは
引きずる→治る→引きずる・・・を繰り返した結果、
なんと自然治癒しました。(笑;
なんと言うか・・・。やればできるよ、とろ様。(笑)

それからは、北大阪の先生に言われた通り
とにかく心臓の治療に専念。

すると、徐々にではありますが心臓の雑音が少しずつなくなってきました!
そして6歳の誕生日の数ヶ月前の検査では・・・

先生『心膜の水がなくなってますよ!』

!!!!!
やった!とろ様!!やった!!!
実は心膜に水がたまったことがわかった時、
この水が消える可能性は低い、と聞かされていました。
分厚くなってしまった心筋は、もう元には戻らないけど
なんだかちょっとずつ前に進んでるような・・・。

そして6歳の今。
心音から雑音はきれいになくなり、心膜の水も消えたまま。
分厚くなった心筋は、さらに厚くなることもなく
決して健康体ではないものの、落ち着いた状態を保っています。

色々と悩んだけど、やっぱり治療・通院を続けてよかった・・・。
『明日死んでしまっても、おかしくはない。』
と告げられた日から4年。
とろ様、あれから4年も一緒に居られたんですよ~。(笑)
なんだかすごいことですよ~。
・・・なんですか、そのメイワクそうな顔。(笑)

もしかしたら、また正念場がくるかもしれない。
もしかしたら、少し早めに向こう岸へ行ってしまうかもしれない。
もしかしたら、びっくりするぐらい長生きして、猫又になれるかもしれない。(笑)

それでも、まだまだウチに居て欲しいと思うんです。(笑)
侍従のワガママですが・・・。(笑;


●教訓
 ねこは意外としぶとい生命力を持っている。(笑)



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