ブログhitorigoto

ガーガー,グーグー,ひとりごと。

ひし形の面積

2011-11-22 23:44:04 | 算数
2時間目 算数 ひし形の面積


子どもの字でうめつくされたような板書が好きだ。
(ま,僕の字も子どものようなものだけど)

計算され尽くされた板書というのもそれはそれで大切なのだが,
予定調和のような感じであまり好きでない。

子どもが発表した後,すぐその言葉が「はいこれね」というような感じで
毛筆書きされた短冊画用紙で貼られるなんてもってのほかだ。

この板書は好きな板書になるので写真でパチリ。

授業の大まかな流れ。

①ひし形の求積方法を自分で考える。

②ノートに図や式で書く。

③前に持ってきて○をもらう。

④違う種類の考え方を板書させる。
 (全部で5つ出た。黒板の真ん中から下。)

⑤前に並んだ考え方(図と式)をじっくりながめさせる。

⑥自分が理解できた方法をお隣さんに口頭で伝えさせる。

⑦お隣さんは説明がわからなければ質問させる。

⑧⑥と⑦を繰り返す。

⑨板書された考え方を前で説明させる。
 (書いた人とは違う人)

⑩自分がよく理解できたどれかひとつを選んで,ノートに図と式を書き写す。

⑪その考え方を文でノートに書かせる。
 (「まず」,「次に」,「すると」,「だから」,「答えは」などを取捨選択して使わせる。)

⑫書けた子から持ってきて板書。
 (黒板の真ん中から上)

⑬書いた子が読み,全員で読む。

⑭ひし形の面積を求める公式を教科書で確認しノートに書く。

⑮覚える。

⑯練習問題。

⑰計算スキル。
 

算数でも言語活動を重要視している。
大きな流れは
「考える→わかる→言える→書ける」だ。

言語活動と言うと「話す,聞く」活動がメインに考えられがちだが,
現行のテスト(入試や学力テストも)を考えると
最後にはそれが文で書けないと評価されないので,文で書く活動も大切にしている。










最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いきものがかり)
2011-11-23 15:43:12
最近聞いた話ですが,知識というのは
インプットするだけでは,脳が必要だと判断しない。アウトプットすることによって,必要なものだと判断して覚えていくそうです。
習ったことを 誰かに話して聞かせるのがとってもいいそうです。
ひし形の面積の求め方 ばっちり脳にしみこんでいるでしょうね。
返信する
その通り (ひとりごと)
2011-11-24 21:05:40
同感です。
アウトプットあってこそのインプットだと思います。
日本の教育はインプットばかりに重点を置いてきたのではないでしょうか。
僕自身アウトプットしてはじめてインプットの大切さを実感しています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。