ブログhitorigoto

ガーガー,グーグー,ひとりごと。

2013-09-27 20:38:28 | Weblog
3時間目国語

新出漢字のひとつに「蚕(かいこ)」が。

T「蚕って知ってる?」
C ぽかーん

T「ほら,あのモスラの幼虫みたいなの」
C モスラって何?
  ラモスなら聞いたことが。

T「え?モスラ?知らん?ゴジラのライバル」
C ゴジラって?

T「じぇじぇじぇ~! ゴジラを知らない?」
C 知ら~ん

それからは
教室のPCの画像検索を使いながらゴジラやモスラ,
はてはミニラ,キングギドラ,ラドン,へドラの解説まで。
またまた大脱線。


ザ・ピーナッツ!!


モスラの幼虫


教えたかったのはこちら


途中こんな画像も見つけて大笑い。





あれだけモンスターハンターにはまっている子どもなのに。
まさかゴジラを知らないなんて。
ということはゴジラ松井の意味もわかっていない。
子どもの方がよほどモンスター。








比例

2013-09-25 22:13:46 | 算数
4時間目算数 比例と反比例

子どもに教えていて「こんなところにつまづくのか!」と驚くことがある。
そんな時は驚きと共に,うまく教えられない原因のしっぽをつかんだようで喜びでもある。

今日の算数でもそんなことがあった。
この問題。


比例のグラフの書き方を習ったあとでの練習問題。
普段なら自力で軽くグラフを書かして次に進むところ。

今日は試しに
「この様子を図や絵で表しなさい」
「書けたら持ってきなさい」
と指示を出した。

ほとんどの子が簡単に書けるだろうと思っていた。

すぐに3人が持ってきた。
この子らは算数が得意でどんな発問でもすぐに持ってきて正解する子ら。
算数への意欲も高い。

ところが3人中2人が同じ間違い。



これは正三角形と正方形の単純なうっかり間違い。
これは,まあわかる。
わかるけど算数の得意な子が同じうっかり間違いをしているのが興味深い。

問題はその後。
次々と迷回答,珍回答が続く。
正解者が滅多に出ない。

多かった間違い。


三角形の中身(面積?)をYと考えている。


一辺がXで残り二辺がYと考えている。

なんでこう考えるのかわからない。
わからないけど大勢の子が同じように考えている。

その後何度も間違いを繰り返したり,正解者のをチラ見したりして,
ようやくほぼ全員が正解になった。

図に書かせてみてよかった。
どれだけわかっていないかがよくわかった。

正解はいろいろある。
よく考えた子は,XとYの示す部分の色を変えたり,Xは直線Yは波線にしたりして工夫して表していた。

最後に僕が示した例解はこれ。



「おお~」という声が少し起きた。








巨人優勝!

2013-09-22 21:48:31 | Weblog
祝!巨人ペナントレースV2!


今年ほどハラハラドキドキしなかったシーズンも珍しい。
僕は抜きつ抜かれつのペナントレースなど望んでなくて,
今年のようなぶっちぎりの優勝を望んでいるので言うことなし。

MVPはヤクルトのバレンティンになるだろうが,
優勝チームからMVPを決めるとなると誰だろうな。

阿部?村田?高橋?矢野?西村?山口?マシソン?内海?菅野?
みんないいんだけど決め手に欠ける。
抜き出ていない。

あえて選ぶとしたら原監督だなあ。
誰と決められないぐらいみんなの力で勝ったということ。
その采配は最近は凄みさえ感じる。

原監督はじめみなさんありがとう!


ところでCS。
2位とはいえ10ゲーム以上離れて一度もギリギリの首位争いをしていない2位チームと
最近こそ調子いいけどそれでも勝率5割に満たない3位チーム。
本当にCSやるんですか?
もうやめません?










バイバイ、ブラックバード

2013-09-20 20:27:59 | books
バイバイ、ブラックバード/伊坂幸太郎  双葉文庫


先日の「海賊とよばれた男」が読むのに半年かかったのに比べて,こちらは2日で読めた。
読みやすさの理由はもちろん内容が平易なせいもあるが,
同じパターンの繰り返しという点が大きい。

二股ならぬ五股をかける主人公の星野一彦が,
訳あって一人一人の女性と別れていく,
読者はそのバリエーションを楽しむという構成でスイスイ読める。


この話で欠かせない重要なヒロイン「繭美」。

多分,読者のほとんどがそうだと思うが,
読み始めてすぐにマツコ・デラックスを思い起こさせる。

「身長190センチ,体重二百キロ」という外観はもとより
きついセリフのひとつひとつがいかにもマツコが言いそうな感じ。

読んでいる間中,マツコ・デラックスの画像が頭に浮かんでいた。


繭美の強烈キャラが創り出されたのは
マツコ・デラックスが世に出る前のはず。
そうでないとこんな激似のキャラは恥ずかしくて書けないだろう。

この話は繭美の強烈キャラに引っ張られてグイグイ読ませるところがある。
ということは
マツコデラックスのTVでの今の活躍ぶりはすでに約束されていた?



人権学習

2013-09-19 22:01:31 | Weblog
6年生では歴史の学習とあわせて
身分差別や問題を通して人権について学ぶ。

渋染一揆や解放令,運動など。

これらの史実に基づいた学習は「ひかり」などの副読本などを中心に進めることが多いが,
いかんせん子どもにとってわかりづらい。

現代の生活とかけ離れすぎていて,テキストを読むだけでは???の世界。

例えば御触書の「無地・無紋」ってどういうこと?
「雪駄」って何?
「蓑傘」って何?
そもそも倹約と節約って同じ?

ぽかーんとする子どもの顔が目に浮かぶ。
教師の思いだけが空回りする授業が目に浮かぶ。

そこでパワーポイントでコンテンツを作った。
写真や図,イラストをできるだけ使って。
情報もできるだけ厳選して。

2週間で
「渋染一揆」
「解放令・運動」
の2本を作って実践。

授業後の反応は,「???」が「?」に減ったぐらい。
まだ「!」には,ほど遠い。

飽くなき教材研究は続く。











海賊とよばれた男

2013-09-15 16:55:16 | books
海賊とよばれた男 上・下 百田尚樹 / 講談社


今年の本屋大賞ということで読み始めたものの,
1ヶ月以上全く読まなかったり,1ページ読んでは寝たりで,
上下巻を読むのに半年近くかかってしまった。

途中「坂の上の雲」を読んでいるときのような辛~い感じになってきて,
こういう歴史ドキュメント小説というのは苦手なのかなあ。

一気に読めばもっと感動できたのかも知れない。


恥ずかしながら
主人公のモデルとなった出光佐三のことも日章丸事件のことも知らなかった。

知らなかったくせに言うのもなんだが,
こういう事実や人物こそちゃんと日本人に教えていかなければいけないなあ。

出光興産(小説の中では国岡商店)って凄い会社だったんだなあと感心。
テレビのCMでウルトラマンがおちゃらけやっているイメージだけあって,
「こういう昔のヒーローの使い方はやめてほしいなあ,ウルトラマンも断れよ」と思う程度だった。

定年もクビ切りもタイムカードもないという国岡商店だけど,
鐵造(出光佐三)の精神は今も健在なのだろうか。




緑のカーテン日記10

2013-09-14 10:17:30 | ゴーヤ
1ヶ月以上ぶりのゴーヤ報告。




「緑のカーテン」も今や「褐色のすだれ」状態。

栄枯盛衰

おごれる者は久しからず

この夏の強い強い日差しを遮ってくれてありがとう。
ご苦労様でした。

でも,まだ枯れたわけではない。
ほら,こんな風に。

今朝もけなげにかれんな花を咲かせていたりする。



あさっては敬老の日。




まろも畏敬の念を抱いています。


~緑のカーテン日記 了~
(これまでの記録は左のカテゴリー「ゴーヤ」タグで)

9.12

2013-09-12 18:31:51 | Weblog
世間一般では
3.11(東日本大震災)とか
9.11(NY同時多発テロ)とか
大切な日がいろいろあるのだが,
今日9.12は個人的に大切な日。

そう,1年前の今日9月12日,
朝7時45分
自転車で通勤中に車と衝突事故をした日だ。

なんか1週間ぐらい前から
時々そんなことを考えてソワソワどきどきしていた。

今朝は迷ったあげく,
あえて事故をした日と同じ道順で通勤。
実は事故以来,通っていない。

事故現場に近づくにつれて緊張が高まった。

事故現場の見通しの悪いちっちゃな四つ角。

ドキドキ。バクバク。

でも当然,何事もなく普通に通過。

なんか肩にすごく力が入った。


職場では心優しい上司や同僚がちゃんと覚えていてくれてねぎらいの言葉。
感謝。

朝の会では
「今日は何の日でしょうか。」から始まって
自分の事故の話。



画像をまじえながら
僕がこっちからこう来て
車がこっちからこう来て,
と言う風に。

笑う話ではないのに何故か爆笑。

ま,そんな風に子どもと笑いあえるのも
元気で職場に復帰できたからこそ。

クラスでは自戒の念も込めて
「注意1秒,怪我一生」をみんなで復唱しあった。



























祝!東京五輪開催決定!

2013-09-08 10:14:33 | Weblog
祝!東京五輪開催決定!

朝5時に起きてロゲ会長の張りのない声の「トキオー」を聴いた。

一瞬トリハダがたった。

仕事柄なのか一番に思ったのは
「今教えている子どもらが,2020年東京五輪の中心(選手とか役員に限らず)になるのだ」
ということ。

そして
「体育はもちろん各教科や行事,全ての教育活動,小体連がこれをきっかけに大きく前進するチャンスだ」
ということ。

ただし
「安易なチャンピオンシップ,ナショナリズムに流されては今の二極化を進めるだけだ」
ということ。

もちろん
「絶対観に行く!今からでも宿を押さえたい」
ということ。

あとひとつ少し気になったのは
五輪招致を共に競ったマドリードやイスタンブールへの思いやりの言葉が僕が見たなかでは聴けなかったということ。
敗者への礼節や尊敬が日本の誇るべきスポーツマンシップだと思うのだが。



全米で絶賛された相手を慰める宮間あや選手の姿。(ロンドンオリンピック 準決勝 日本vsフランス 試合後)













かにさん横移動

2013-09-06 23:02:06 | Weblog
2校時,地震・津波を想定した避難訓練が行われた。
今回は併設する幼稚園と合同。

避難するときは運動場の端にある大きなクスノキ,
通称「安全の木」の前に集合することになっている。

事前指導がよくできていたのか,
児童も園児も真剣に集合,緊迫した雰囲気で進められていた。

が,幼稚園と6年生が整列したところが,少し中央すぎて,
後から集合した4年生が並ぶスペースがない。

そこで端にいた幼稚園に左に少し移動してもらうよう,幼稚園の先生にお願いした。

すると幼稚園の先生は真剣な表情を崩さず,
「かにさんで横に動きますよー」と園児に指示。

すると園児全員が
両手を肩まであげて,指をチョキにして,ややガニマタになって,かにさん横移動。
指をチョキチョキしながら。
園児全員,いなり寿司のような,ネズミ男のような,おそろいの黄色い防災ずきんをかぶったまま,
真剣な表情でチョキチョキ。

かわいい~

でもせっかく児童や園児が真剣に取り組んでいるのに,
ここで僕が笑って雰囲気を崩すことはできない。
笑いをこらえるのに必死だった。

すごいなあ,教育の力。
かにさん横移動の浸透ぶり。


ところで,
あれは日本の子どもだけが身につけているのだろうか。
江戸時代の子どももしたのだろうか。
世界の横移動情勢はどうなっている?
中国では上海がに?
幼児教育学科の卒論テーマにどう?