今年の花粉は強烈

久し振りの投稿です。と言うのも風邪から強烈な花粉症へ移行。風邪の症状が長引いているのかと思いつつ、やっと18日に同じクリニックで受診。典型的な花粉症と診断。点眼、点鼻薬と就寝時1錠の投薬を14日分処方される。涙腺の痒みは2日目には治まり、あふれ出るような鼻水も随分と楽になった。もっと早く診察を受ければ良かったのにと思う。就寝前の1錠の投薬は睡眠薬代わり、6時間くらいの睡眠では眠気が取れず少し不安。でも日中の8ｋｍ散歩はスムーズに終えた。私には24年前に一年間苦しんだ鼻炎の経験が忘れられない。当時はアレルギー専門のクリニックでも私の場合原因が判らず、高価な英国製の飲み薬を服用。確かにくしゃみや鼻水は止まるが、眠くなるし体がだるくなるなど、副作用が強く自己判断で中止。蓮根療法や塩水洗浄など色々トライするも全て駄目。ところが一年ほど経過して自然に治癒。その頃、朝日新聞の記事でヨーロッパに長期滞在して帰国後対処法なく一年間鼻炎に苦しみ自然に治癒したビジネスマンの記事が目に留まる。まったく私の症状と合致。原因は日本の湿度だったことが判明。私も3年2ヶ月ニューヨークに滞在。赴任1年目は大陸特有の乾燥した気候に喉をやられ、扁桃腺と違って発熱はなく、ひりひりと痛く、血がにじむ事もあった。そんな時、周りの人達からは「そのうちに慣れるから心配ご無用」との助言があったのを覚えている。このように大陸と島国とはまったく正反対の気象条件。しかし今回の花粉症は本当に強烈！「10年一昔」と言われるが、「二昔半」の間に医療方法も進歩して、消化器内科クリニックでも的確な花粉症治療が可能になった事は有難い。