◆最近のニュースから

折角支払った年金掛け金・記載管理漏れ(5000万件近く）の多さに驚いた。私も数回の転職を経験。90年代の初め、コンピューターへデーター入力を終えた社会保険事務所の呼びかけに、不安を持っていた私は、早速、近くの事務所へ出掛け、職歴を示して、チエックして貰ったことを想い出した。どうして、当時もっと長期的に呼びかけＰＲをしなかったのか。その無責任さに呆れる。こんな状態で、社会保険庁を民営化されたら、構造計算捏造事件での、建築確認申請認可機関の民営化による不祥事を引き起こした事件に繋がる。こうなったら、時間をかけて徹底的に調査して、当然全員に補填すべきだ。個々人に支払証明を要求するのは責任転嫁そのものだ。社会保険庁に記録は必ず残っている筈。国税庁にも個々人の資料が保管されているだろう。最近の官製談合や、外郭団体からの献金問題。半世紀以上かけて築きあげた各省庁の利権。税金の無駄遣いや不法行為は巧妙で、口先で改革を叫んでも奥は深い。こうした公務員には、厳罰で臨むべきだ。