
大阪水曜ほっと集談会一世です。
赤いスイートピーの花言葉は優しい思い出だそうです。
同世代の徳永英明さんが、カヴァーされた「赤いスイートピー」を聴きながらこのブログを書いています。
原曲はなんとあのユーミンが作曲、大好きな松本隆氏の作詞によるもので私と同年齢の松田聖子さんが歌い大ヒットした名曲です。
今の50代以上の方にはお分かりいただけるかと思います。
最初に聴いたのは、森田と出会い青春を謳歌し始めていた20代の頃でした。
本当に懐かしいですが今聴いても色褪せない名曲です。
さて最近ふと生活の中で幸福だと感じる機会が増えてきました。
特別良いことがあったわけでもありません。
むしろ何もないことの幸せとでもいえるかと思います。
生活の発見会の主幹であられた水谷啓二先生は、幸せは当たり前の生活にある、かたよったものの考え方や生活態度がそれを妨げると言われていますが、本当にそのとおりですね。
自分の命や生活を大切にする生き方は他人はもとより、生きとし生ける物全てへの共感や尊重に繋がり、心の触れ合いを生みます。
森田を学んで自己を掘り下げていくうちに心の水脈にたどり着く。
これを別名自覚と呼ぶのかもしれませんね!
森田博士の「自覚と悟りへの道」のタイトルから何と大袈裟なと感じた私ですが、小さな悟りは私にも得られたのです。
今思えばそのままの自分で良かったのだ、未熟で先の見えないそのままの私が生きていることそのことが尊いことであった、と思い知らされるのです。
神経質という、すべての困難を受けとめながら生きる資質が当時の私に備わっていたと今はそう思う一世です。
2023.2.27 一世
