フィリピンライフ「バタンガス海の家」&ドゥマゲティ「ゲストハウス」シエスタカーサ。

バタンガス「海の家」ドゥマゲティ「ゲストハウス」(2019年8月オープンも現在休業中)。現地情報&日々の出来事。

フィリピン「医療」事情

2020-11-26 20:16:17 | フィリピン暮らし

日本国内であれば、大抵の人は健康保険で格安で治療を受けられる。然しながら、此処フィリピンでは事情はかなり違って来る。

★フィリピン健康保険(フィルヘルス)に加入していても、カバーされるのは10%のみ。ほぼ全額が本人負担。

★気軽に病院には行けないので、薬で治すか諦める。家族、親戚にも費用を負担できる金銭的余裕が無いのが現実。

★病院での治療費は、法外な金額となる(この国では周知の事実)、一般市民が「やむを得ず」病院に行く時(特に入院)には、現金を見せなければ診て貰えない。

実際に身内に起こった例(義理の姉が末期癌で入院)

★2週間の入院費¥360万円(3姉妹と旦那で分担)従妹が薬剤師(院内)でも有り、入院は簡単に出来たものの、その費用には家族も驚いた。(しかも回復する事無く、そのままベッドで息を引き取った)人件費が、日本の10/1の国では、建売の一軒家に相当する金額。

対策

★日本で海外傷害保険に加入*死亡受取り額を抑えれば、掛金は低くなる。

フィリピンではこれまで2回の手術(腎臓)ながら現金は一度も掛からず、東京海上を羽田で掛けていたので助かった。*フィリピンに居住して、住民票を抜いてしまうと適用外となってしまうので注意。その場合は、フィリピン国内の保険会社を利用。

フィリピン国内では一般の会社「マックスケアー」が保険サービスを提供しているものの、上限が¥60万円まで(普通の手術であれば十分カバー)年間費用は約¥10万円。*注意点は、65歳を超えると倍に跳ね上がる。

最終的に、一番の理想は、

★日本の住民票は抜かないで保存、日本であれば高額費用は政府負担。

★年に一度戻れれば、その時に海外傷害保険の更新。

★日本で掛けた「海外傷害保険」は最強、どの大手病院でもVIP扱い。現地でも、日本語による完全サポート。

写真は、シリマン大学総合病院https://twitter.com/SummerCruise88

https://overseas.blogmura.com/philippine?p_cid=10989288


フィリピン「メイド」事情。

2020-11-26 06:47:59 | フィリピン暮らし

実際の所は、簡単に「普通」のメイドには来て貰えないのが現状。

1)「普通」と言うのは、標準的なモラルを持ち道徳観念を外れていない人。

良く起こりうるケース、

★突然辞める

★前借りの前借りを繰り返し諭せば反抗、そして借金チャラで辞めてもらう

★家の物を持出す(少しずつ貯めて、辞める時に持出すので荷物が3倍)

2)職業意識の有るメイド(家政婦)は、非常に少数ながら存在するも、にわかメイドの心境、

★都会に出るのは、田舎暮らしを抜け出したい、幼子の面倒を見るのに疲れた

★メイドは一時的な食いつなぎ、環境に慣れれば出て行く目論見

★どうやって金を稼ぎ、楽しむかはネットで知っている(と自信を持っている)

「ドゥマゲッティ」限定のメイド派遣サービス構想

★身元のはっきりした人材を採用し職業家政婦の育成と就業

(シエスタカーサ「ゲストハウス」でOJT)

★求められる家政婦像を明確にし、目標(貯蓄と経験)を掲げる

(将来はスモールビジネスで収益を得る)

例えば、ランドリーサービス、託児所、日本語チューター等

(日本語検定N3まで取得すれば有利)

★日本での就業チャンスに向けて「日本語検定」合格「日本料理」「習慣・歴史」学習をサポート(日本での即戦力として採用チャンス向上)

★日本で就業後(帰国後)は、希望あればシエスタで再雇用し次の派遣に備える(安定雇用)