はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

見えない何か

2005年01月06日 | 勘九郎
今日から仕事はじめ。
のんびりした休みも終わり、またいつもの生活が戻ってくる。
8日間の休みの間、どこへ行くのもついて来て、誰かが出かけようとすると『行く行く攻撃』をしていた勘九郎も、何故か仕事に行くのはわかるらしい。
今朝、私が出かけようとしても、黙って遠くで見送っていた。

話は変わるけれど、勘九郎には私たちが見えない何かが見えるらしい。

犬や人間には誰にでも友好的で、めったに吠えることのない勘九郎が昨日は一日中、よく吠えた。
お正月休み最後の昨日、娘と買い物に出た。
勘九郎を一緒に連れて行ったのだけれど、勘九郎は車の中から、後ろから来るバイクにかなり激しく吠えた。
勘九郎は普段は、車に乗っていて外を歩いている人や犬や猫に吠えるということはない。
それなのに昨日は、何故か後ろからついてくるバイクに向かってずいぶん吠えていた。
それで、娘は
「バイクの人の肩に何かいたのかな」
と言った。

息子が小学生の時の事。
自転車に乗って友達の家に遊びに行く途中、前から兵隊の格好をした人が歩いてきたらしい。
その人はびっこを引いているようで、歩き方が変だったそうだ。
息子は初めは犬の散歩の人かな?と思ったらしいけれど、気がつくと、ずっと先を歩いていたはずのその人が突然ワープして自分の行き先をふさいできたそうだ。
息子は、怖くなって引き返したと言う。
必死で家に向かって自転車をこいだけれど、その兵隊が自分の肩のあたりについてきているのがわかるそうだ。
振り向くとそこにその兵隊の顔があるのがわかるから、怖くて振り向けなかった。
ただ、夢中で自転車をこいで家に帰ってきたと言う。
半信半疑の私に、息子は
「間違いなく兵隊が、ずっと俺の肩のところにいたんだよ!」
と言う。

そんな話を私たちは聞いていたため、娘はそう言ったのだと思う。
私もそうかもしれないと思った。

夕方になって、また勘九郎が何かに向かって吠えていた。
当然、私たちには何も見えない。
お正月だから、亡くなった義母が来たのかな?と話した。
勘九郎は義母が亡くなってから我が家に来たので、義母のことは知らない。
私たちには見えない誰かが見えたのかもしれないと思った。
そんなことが昨日は夜まで続いた。

以前、ハイジにも同じ現象がよくあったけれど、最近は年をとったせいか、ハイジは見えない何かに吠える事は少なくなった。

やっぱり、勘九郎には何かが見えるのだと思う。


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