はーちゃんの気晴らし日記

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勘九郎の寝息

2021年05月26日 | 勘九郎
「ゆうべ、足元から寝息が聞こえたんだよ。」
と主人が言います。私が、
「はなが足元で寝てたからじゃないの?」
と言うと、
「でも、はなは、はーちゃんの枕もとにいたんだよ。」
と、言います。
「それじゃあ息子かなぁ」
と私が言うと、
「オレもそう思って、起き上って見たけれど、誰もいなかったよ」
と言います。
以前、息子がかなり酔って帰ってきて、はなを撫でている間にそのまま眠ってしまったことがあったので、そういうこともあるかなと思いましたが、主人はそれも確認したと言います。

「それじゃ、勘九郎じゃない?もうじき一周忌だから、勘九郎が帰ってきたのかもしれない。」
と私は言いました。
主人も「そうかな?」と言って笑っていました。

晩年の勘九郎は、どこで寝ているかわかるくらい大きな寝息を立てていたので、夜中に足元から勘九郎の寝息が聞こえてくるのは日常のことでした。

私は、主人が寝ぼけたのかなとか、夢と現実がごっちゃになっていたのかな、などと思ったりしていますが、主人は、絶対にそんなことはないと言います。

私と主人にとっては勘九郎が帰ってきたと思うと気持ちが安らぐので、そういうことにしておこうと思っています。


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