1957 Ref.41957-11-131-BB6A
2016年に創業225周年モデルとして発表された1957入荷致しました。
225周年モデルはロレアート復活で話題になりましたがこちらのモデルは陰に隠れた存在でした。
当時弊社では数本販売致しましたが、国内入荷は非常に少なく、ここ2,3年国内在庫もありませんでした。
今回このような状況で他国に在庫があったものを日本に回してもらった様でイレギュラー入荷となります。
久しぶりに見ました。
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
特別なケースにシャンパンゴールドの文字盤が何ともイイ感じです。
一般的にはわかりにくい時計ですがお好きな方は確実にいらっしゃると思います。
以下メーカーセールスブック抜粋です。
【ストーリー】
注目に値する研究開発の末、ジラール・ペルゴは自社独自の自動巻きムーブメント、ジャイロマティックを生み出しました。1957年に初めて発表されたこのムーブメントは、1965年まで定期的に改良され、こうして36,000振動/毎時の初のハイビートムーブメント、ジャイロマティックを完成させるに至ります。この225個限定モデルは、1950年代から60年代にかけてのジラール・ペルゴの技術的先進性にオマージュを捧げています。
【タイムレスなデザイン】
ジラール・ペルゴの1960年代のジャイロマティックウォッチのデザインコードに強くインスパイアされたデザイン。ポリッシュ仕上げと艶消し仕上げが交互に施されたラウンドベゼルを備えるオーバルケースで他とは一線を画しています。夜光塗料付き針と植字アワーマーカーが配されたレトロ調のシャンパーニュカラーの文字盤。風防は「ボックス状」サファイヤクリスタルです。
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
脱線してしまいますが、2016年に225周年モデルを発表したので創業は1791年という事になります。
今更ですがジラール・ペルゴは業界でも相当古いメーカーの内の一つです。
だいたい老舗メーカーは1800年代創業が多く、1700年代創業のメーカーも少なからずありますが、休眠が長かったメーカーが殆どです。
つまり継続している最古のメーカーはご存じの通り、ヴァシュロン・コンスタンタンですがその次に古いのがジラール・ペルゴになるんだと思います、諸説ありますが。
これは知らない方も多いと思います。ブランパンもブレゲもゼニスも休眠していますからね。
1791年といえば日本では江戸中期から後期にあたり、11代将軍徳川家斉の時代になります。ちょうど老中松平定信の寛政の改革真っただ中にあたります。
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
薄めのシャンパンゴールド文字盤が魅力ですが、ケース形状も独特で1960年代らしいです。
ケース径40mmでラグ幅は21mmでバックル幅が19mmというサイズ感です。これは珍しいです。
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
少しバックルの紹介をしたいと思います。
ジラール・ペルゴは尾錠、Dバックル共にいくつかのバリエーションがあります。
勿論素材もSS,18KRG,18KWG,Ti等色々とあります。
Dバックルに限って言うと両開きと片開きタイプが存在します。
今回のものは1966や1945に多く使われる片折れタイプになります。因みにロレアートは両開きです。
1957 Ref.41957-11-131-BB6A
cal.03300-0130
ムーブメント径:25.60mm
振動数;毎時28,800振動
パワーリザーブ:約46時間
石数:27石
1957
Ref.41957-11-131-BB6A
限定数:225本
ケース径:40mm
ケース厚:9.45mm
防水性:30m
¥1,320,000(税込)
林時計鋪
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