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もし小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーがいなくなったら

2011-06-22 16:53:58 | 経営
小規模多機能型居宅介護でのケアマネジャーの人員基準を書いています3回目ですが、かりに小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーがなくなったとしたらどのような影響が出るでしょうか。
当然のことですが小規模多機能型居宅介護へ影響します。単に人員基準が変わると言うことではありません。
1、まず、要資格としている介護支援専門員がなくなるので今回全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会のヒヤリング資料にあるライフサポートセンターがついえることを意味します。これは資料のなかで出している介護老人施設との比較による収入(介護報酬)からも言えます。
2、さらに小規模多機能型居宅介護にケアマネジャーがいなくなると訪問看護サービスや福祉用具貸与などの給付管理は居宅介護支援事業所が担うことになりますから複合型での訪問看護の過不足に対応することが出来るようになります。
3、小規模多機能型居宅介護にケアマネジャーがいるときは外部から介護の提供内容が伺い知れなかったのですが、これが居宅介護支援事業所が給付管理を行うようになることで小規模多機能型居宅介護が見通すことが出来るでしょう。
4、小規模多機能型居宅介護の利用が進まなかった原因の1つに小規模多機能型居宅介護を利用すると居宅介護支援事業所の担当から外れることから居宅介護支援事業所の収入減となることがあげられますが、居宅介護支援事業所が継続して担当することとになることで小規模多機能型居宅介護の利用が促進されます。
次に小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーにとっての影響ですが
1、当然、失業します。法人によっては配置転換で雇用を確保するでしょうか、そうでないときには転職を選択することになります。
2、小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーを雇い入れる余地が居宅介護支援事業所にどれくらいあるか不安です。
次に他の介護事業への影響ですが、制度にとってこの影響がもっとも大きな影響を及ぼすと考えられます。
小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーという人員基準の見直しは介護施設とか地域密着型などケアマネジャーを人員基準としている事業の見直しに波及するだろうと予想します。
以上、小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーの処遇について簡単に述べましたがこのような影響がありますので、小規模多機能型居宅介護のケアマネジャーは勿論ですがそれ以外のケアマネジャーもこのことは注目し議論をしなければ後悔をします。
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