馬の学校便り by専修学校 優駿学園

日本で唯一の馬の専修学校 優駿学園の
ニュースです。

夏休み

2007-07-27 | 学校の様子
今日から夏休みです。
とはいっても、全員が一度に休めるわけではありません。
交代で休みを取り、残りの人が馬の世話をしていきます。
普段より人数も少なくなってしまい大変ですが、
馬にも乗り、きっちりと日々の作業も行っていきます。
久々に実家に戻り、のんびり過ごしてくる学生もいるでしょう。
地元の友達と再会し、慌しく過ごしてくる学生もいるでしょう。
怪我だけはしないように気をつけて欲しいと思います。

この夏休み期間中も体験入学は受け付けております。
8月1日~3日、6日~8日、17日~19日
この日程で都合の合わない方は本校までご連絡ください。

セレクトセール見学

2007-07-24 | 学校の様子

7月9日~11日に苫小牧のノーザンホースパークで開催された、
セレクトセール2007の見学に行ってきました。
前日まで学校の近辺では雨が降っており、当日も雨に打たれないか
心配でしたが、何とか持ちこたえ、じっくりと見学することが出来ました。



2日目の当歳のセリの見学に行きましたが、様々な牧場から多くの馬が集まっており
多くの競馬関係者が参加している中、生徒たちはどのように牧場の方々が当歳の
馬を扱っているのか、どうやってじっと馬を立たせているのかというところに
注目しながら見学していました。    


調教師やジョッキーも見に来ていました。
見つけて驚いている様子

この日のセリの最高額は1億5千万円でした。

自分たちもいつかこういう場面で馬を引くことになるかもしれないという気持ちを
持ちながら見学していたようです。



第2回体験入学会

2007-07-14 | 学校の様子

7月7日8日に今年度第2回目の体験入学会を開催しました。
当日は5名の参加者に集まっていただき、牧場見学、学校説明
実習地での作業体験等をしていただきました。



新千歳空港で集合し、まずは空港から30分くらいのところにある
育成牧場へ。ここには本校の卒業生もおり、施設をぐるりと案内してくれました。
大きな走路や馴致用の馬場、厩舎など細かく説明していただきました
最後には卒業生の丸山君からも、「この世界は厳しいこともたくさんありますが、
自分が好きなことを仕事に出来ることはほんとにすごいことだと思うので
みんなも学校でしっかり勉強して頑張ってください」とコメントを。

学校に到着し、学校の説明が終わったらみんなが楽しみにしていた
実際の作業体験です。

 

馬の手入れや、えさ作りなど、実際に学生が行っている作業と同じことを経験。
夜は寮でみんなといろんな話をしながら過ごしたようです。

2日目は厩舎作業からスタート。



慣れない道具を手に持ち、1年生に習いながら一緒に作業を進めていきます。

それが終われば…

騎乗体験!!

初めて馬に乗るという子がほとんどだったので、みんな顔が緊張しっぱなしです。



まず放牧地から馬を捕まえてきて、馬装の準備。

それが終わったら実際に馬場に出て騎乗です。1年生に引き馬をしてもらいながら
まずは手綱の持ち方、使い方を習います。速歩も混ぜながら
約20分くらいレッスンをし、その後馬場を離れて、放牧地の周りを



こんな感じでお散歩してきました。

最後に自分が乗った馬の手入れをして終了の予定が、
今回は特別に先生の調教騎乗の様子を披露!
先生から写真は載せないで…とお願いされてしまい、お見せすることが
出来ないのは残念ですが。
生徒も実際に調教鞍に跨って



格好だけ取ってみました。

わずかな時間でしたが、馬の世界がどういうものなのか、学生が実際に

どんな風に勉強しているのかを感じていただけたと思います。

体験入学者からは実際に馬に触れたらもっとやってみたくなった。
今度はホースマンアカデミーの学生としてここで生活をしていきます。
などの感想をいただきました。

今後の体験入学も募集中です。

追加の日程が決まりましたら随時お知らせしたいと思っています。


所属馬紹介3

2007-07-03 | 所属馬の紹介
さて、所属馬の紹介も第3弾になりました。今回は
タヤスロイヤル号です。


父 タイトスポット

母 イチリュウグラマー  母の父 ブレイヴェストローマン

生年月日 1996年3月19日

この馬も中央競馬で出走、1勝して学校にやってきました。

現役当時から非常におとなしかったようで、学生からもおとなしくてのんびりや。
周りに牝馬がいてもぜんぜん平気ですよ。女の子に興味がないみたいです。
と話していました。
教官方からも初心者を乗せるならこの馬!という絶対的な信頼をされています。
ただ、おとなし過ぎて大変なところもあるようで…。

この馬の担当学生は、馬に接しているのはとても楽しく、毎日接していくうちに
馬との信頼関係が出来てくるのがわかる。
1日の流れは頭で理解できているが、時々何をしていいのか分からなく
なって、みんなに迷惑をかけてしまうことがあるんです。
将来は馬の信頼を得られるような厩務員になりたいと話してくれました。