馬の学校便り by専修学校 優駿学園

日本で唯一の馬の専修学校 優駿学園の
ニュースです。

札幌競馬場 トレーニングセール見学

2007-06-28 | 学校の様子

 6月25日 札幌競馬場で行われたJBBA2歳馬トレーニングセールの見学に
行ってきました。
 今回は1年生のみの参加で、競走馬のセリを初めて見る学生たちには
非常に刺激になったのではないでしょうか。
 札幌競馬場まで車で移動し、スタンドで公開調教の様子を見学します。
いつもはジョッキーが乗って走っているコースを牧場の従業員が馬に乗って調教を
行います。

 

自分がもし育成牧場で乗るときがきたら、厩務員として調教で騎乗することになったら…。と言うことを考えながら、騎乗者の様子を見ていました。
公開調教が終わるとセリが始まるまで休憩です。
休憩時間には、校長の案内で、競馬場の施設を見学に行きました。

普段の競馬開催の時には絶対に触ることが出来ない、厩舎や、装鞍所などを見学させていただきました。

セリが始まると、会場は馬主さんが、馬をどんどん競り落としていきます。

そのせりに出す前に裏では馬をパレードリンクで歩かせ、展示しており、
学生はその様子を真剣に見ていました。

途中、立ち上がる馬がいたり、元気が良い馬がいて、どんな風に牧場の方々は
馬をコントロールしているのか等を勉強していました。

今後も、様々な施設の見学などに行く予定にしています。
その時の様子はまた、アップしますのでお楽しみに。


体験入学の様子

2007-06-27 | 学校情報

6月16日17日に体験入学を実施しました。
今回の参加者は2名で、愛知と福岡から参加してくれました。
新千歳空港に集合していただき、まずは近隣の牧場へ。
実際にレースで活躍している馬や、これからレースに出走する馬などを
見せていただき、北海道の牧場のスケールの大きさに驚いていたようです。
そして学校に到着後は実際に厩舎の掃除や馬の手入れなどをしました。



最初は学生についてもらって、手入れの仕方等を教わりながら、どんどん
手入れを進めていきます。今回体験入学生の担当をしてくれたのは
1年生ですが、本校に入学してわずかですが、ちゃんと体験入学生に
説明をしながら作業を進めてくれました。
手入れを終えると厩舎作業です。
なれない道具ばかりで悪戦苦闘の様子でしたが、参加者のみんなは一生懸命
作業を行っていました。その後飼い葉をつけて作業は終了です。
夜は学生と同じ寮で、みんなで学校での出来事等を話していました。

2日目は朝の厩舎作業から参加です。
馬房(馬の寝床)の掃除から始まり、その後は実際に騎乗体験です。



1人は騎乗の経験があり、2人とも別なレッスンをしていただきました。
初めて騎乗した参加者も、最初は緊張感溢れる表情でしたが、少しづつ緊張が
ほぐれ、楽しんで騎乗していたようです。
1年生は自分たちよりしっかり騎乗できていると騎乗の様子を見ていました。
馬場で少し練習した後は、放牧地を散歩してレッスンは終了。
騎乗した馬の手入れをして、放牧に。

2日間あっという間に過ぎてしまいましたが、参加者はもっと馬に乗っていたかった。
今度は学生として一生懸命頑張ります。と言って体験入学を終了しました。

次回は7月7日~8日です。
皆さんの参加楽しみに待っています。


1年生騎乗中

2007-06-14 | 学校の様子

今回は久々にレッスンの様子をお伝えします。
今年の4月に入学した1年生。ほとんどが未経験者でしたが、
2ヶ月間練習してきて今は駆歩の練習も始まっています。

 

毎日朝の厩舎掃除から、夕方の飼付まで頑張って作業したり、手入れをしたり、
馬のチェックをしたりで大変ですが、騎乗中の顔はとても充実しており、
真剣に先生の掛け声、注意に耳を傾けていました。


所属馬紹介2

2007-06-12 | 所属馬の紹介

所属馬紹介第2弾は
シルクグレイシャス号



父 エリシオ

母 キナスリーン 母の父 Vayrann

生年月日 1999年2月12日

競走馬引退後に本校へやってきました。牝馬の割に大きな身体で、
生徒が騎乗の準備の為に放牧地へ向かうといつも、捕まえられるなら捕まえてみろ~と言わんばかりに走り回っています。やっぱり馬は放牧地でのんびり草を
食べている方が良いのでしょうね。でも、騎乗すると大人しく、素直なようです。
この日も担当している学生はグレイシャスを捕まえるのに一苦労していました。
彼は、馬の気持ちを理解できるホースマンになりたい。馬に触るのは楽しいです。
と言っていました。
これからもしっかり実習してくださいね