早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

移住先候補としての南会津

2018-02-19 | 移住
移住先候補がいくつあったんだ、と言われそうですが、南会津も候補の一つでした。ちなみに、南会津には親類がいるので、縁もゆかりもあります。

南会津のいいとこひとつめは、私の中で必須条件の「夏涼しい」こと。同じ会津でも会津若松は夏とても暑くなります。しかし、南会津は少し高原になっているのと、緑が多いから?東京が熱帯夜の時期でも、夜は薄い掛布団が欲しくなるくらいの気温になりますし、立秋を過ぎると更にすーっと涼しくなり、昼間でも肌寒さを感じるくらいです。
そして、いいとこふたつめは日本屈指のド田舎であること。10年以上通っていますが、全然緑も減りません。緑が目に痛い、を実感できます。

こんな田舎にもう30年以上も続いているマラソン大会があります。その名も「ゴーマン杯」。ボストンマラソン、ニューヨークシティマラソンで優勝したゴーマン美智子さんが小中学生時代を過ごした南会津町舘岩地域で毎年10月に開催されています。このマラソンにも10年くらい通っています。いつかは米国在住のゴーマン美智子さんがスペシャルゲストとして来てくれるのではないかと期待していたのですが、残念ながら2015年のゴーマン杯直前の9月に亡くなってしまいました。
その舘岩地域の湯ノ花温泉や木賊温泉は、これまた素晴らしいひなびた温泉です。ここに住んで毎日この温泉につかって過ごせたらツヤツヤで長生きできそうですし、私が日本で一番美味しいと思っているソバやもあります。イワナのフルコースを食べさせる民宿も大好きです。

こんな縁もゆかりも思い入れもある南会津ですが、雪深いのだけが難点です。この地域は屈指の豪雪地帯、歳をとったら多分無理でしょう。除雪車は来ますが、自分の家の敷地内は自分で除雪しなければなりません。南会津の物件もいくつか見に行きましたが、夏だったからよかったものの、ん?ここは誰が除雪するの?という坂道があり、断念しました。



断念はしましたが、忘れられないのは南会津特産の南郷トマト。このトマトも日本一美味しいと思っています。そもそも、トマトとワインがあれば生きていける私としては、このトマトを手に入れるためだけに、これからも夏は南会津に通います。

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