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早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

野鳥観察日記2025 ~ヒヨドリとの戦い④~

2025-03-29 | 野鳥・生き物

ホオジロの餌場をヒヨドリから守る、の続編(で、多分、最終回)です。

ホオジロのシマちゃんとシオちゃん、同じ餌場で時々食べるようになりましたが、篭の中に二羽で入ることはなかなかありません。が、初夏のような日が続いてたのに、急に冬に戻った雪の朝、入りました!シマちゃんはここぞというときには(今日は雪がうっすら積もって餌が探せない)寛大な心で(笑)シオちゃんを追い払うことなく受け入れてくれます。まあまあいいやつ。

正に篭の鳥~。ちなみに、野鳥は捕まえて飼育してはいけません。これ、勝手にシマちゃんとシオちゃんが篭に入っているだけですので、念のため。そして、ヒヨドリは・・・諦めがつかないのか、まだやってきます。

入れないのは分かっているのに

多分、今回で雪は終わりかな(希望的観測)。そろそろヒヨドリも美味しい花にありつけることでしょう。そして、今年も巣箱で子育てをしてくれるかどうか、ハイテク巣箱の中が気になる季節です。

 


野鳥観察日記2025 ~ヒヨドリとの戦い③~

2025-03-26 | 野鳥・生き物

桜開花の便りが聞こえてきましたが、まだまだ我が家は梅の開花宣言もできていません。我が家で一番に咲く「檀香梅(ダンコウバイ)」もようやくほころび始めというところでしょうか。

さて、ホオジロの餌場をヒヨドリから守る作戦のその後、です。ヒヨドリも時々やってきてはいますが、流石に網を除去したり、網の中に入ろうとしたり、ということはしないようで、嫌がらせに(?!)糞だけして帰っていきます。というか、糞があるから来たことが分かる、という感じです。そして、ホオジロのシマちゃんとシオちゃんが同じ篭の中で食べる日は来るのか?!という話は・・・やっぱり篭が狭いからか二羽一緒に篭に入って食べる、はなさそうです。そもそも、シマちゃんが食べているところにシオちゃんが入りそうになると、シマちゃんが追い払ってしまいます。

が、ある日・・・シオちゃん、篭に入らずに餌にありつく方法を見つけてしまいました。↓写真が鮮明でないのでわかりづらいですが、立てている薪の隙間からシオちゃんが餌にアクセスしています。中にいるのがシマちゃん。薪の隙間はヒヨドリが入れないくらいの広さなのでシオちゃん専用となっています。以前から思っていたのですが、シオちゃんは時々面白いことをしてくれます。「工夫屋」さんなのかも?

以下はおまけの話。カラ類の餌場は時々シジュウカラの大群がやってきます。この大群、一緒にやってくるのに仲間ではないのか、餌の取り合いになります。このツボの中にヒマワリの種が入っているのですが、一斉にやってくるので順番争いになるのです。3羽くらいの仲間で来るときは順番待ちをしてケンカすることはありません。

しかし、取り合いになると↓こんな風に威嚇します。「俺の方がおおきいぞ~強いんだぞ~」と言っているんじゃないかと(爆)

ある日、シジュウカラが自分より大きなヤマガラに「大きいぞ~」をやってしまったのですが、多分間違い。やられたヤマガラはびっくり。なんじゃそりゃ、というつぶやきが聞こえてきそうでした。

そろそろ春なので、餌場も閉鎖する季節です。

つづく


野鳥観察日記2025 ~ヒヨドリとの戦い②~

2025-03-08 | 野鳥・生き物

ホオジロのシオちゃん、シマちゃんの餌場をヒヨドリから守る話、の続きです。

ヒヨドリが入れないように100均のグッズを使って餌場を工夫した後、更に下の隙間を板でふさいでみたら・・・

外から餌場の様子を眺めるヒヨ↑。板を置く前には隙間から忍び込みましたが、逃げる時の隙間が狭くてアタフタしていましたので、また同じことが起こるのではないかと思って無理をしないのかもしれません。何度か餌場に訪れていましたが、外から眺めるだけでチャレンジはしませんでした。ただ、網の上に乗ったのか?餌場に糞だけ残してました。やっぱり糞はするんです~だから嫌われるのに(爆)

一方で、シマちゃんたちはこの餌場にもちゃんと来てくれています。以前よりはちょっと用心している風ではありますが、ととととっと縦長の隙間から入ってきてくれます。

ひとまず、平穏な日々が戻りました。あとは、シマちゃんとシオちゃんが一緒にここで食べてくれるようになれば万々歳です。

つづく


野鳥観察日記2025 ~ヒヨドリとの戦い①~

2025-03-06 | 野鳥・生き物

2日続けての積雪の後、暖かくなり雨となりました。しかし、30センチ超の積雪はまだ融け切らず地面が現れないので鳥たちも大変です。そして、最近試練(笑)が訪れているのはホオジロのシマちゃんとシオちゃん。先日、仲良く餌をついばんでるのを見かけたのですが、ヒヨドリがその餌に目をつけました。ヒヨドリはすぐに糞をするし、大きくてかわいくない。あまり近くに来てほしくない部類です。まあ、水を飲みに来るくらいは許しているのですが、それでも車に糞をするのは困ったものです。

ということで、ヒヨドリ対策を・・・と思ったら、皆さん色々工夫されているんですね。ヒヨドリが来ない餌かごとかも売っているようでびっくり。皆さんの投稿によると、メジロとヒヨドリが餌が重なる(ミカンとか)のでメジロはOKだけどヒヨドリにはとられないように工夫しているようです。我が家はメジロではなくホオジロ。少しサイズが違います。そして、ミカンではなくて「ホオジロの餌」なのに、ヒヨドリに目をつけられたようです。それほど食べ物がない、ということなんでしょうが、ヒヨドリにはやっぱり来てほしくない。

ネットで検索する前に旦那が考えた対策↓。とにかく、シマちゃんは入れるけどヒヨは入れないものを作ればいいってことですが、ヒヨがちょっと可愛い(笑)

そして、ネットで検索した後にセリアでゲットしたグッズで実現したのがこれ↓。ワイヤーラックを二つつなげてみました。ワイヤーの間隔は4センチ。メジロだと3センチと書いてありましたが、ホオジロは少し大きめなので4センチくらいがいいかと、そして、歩いて餌場にくるシマちゃんたちにとっては縦長な隙間があった方がいいのではないかと思っていたら、おあつらえ向きのがありました。100均恐るべし。

まずは、これにシマちゃんたちが入ってくれるのか?と心配していたのですが・・・これを置いて3分もたたないうちに、シマちゃん、入って食べてました^^;;.。はやっ

次はヒヨがここに入ってしまうのかどうか?です。餌が出たな、とやってきました↓。既にここでウンチしてます(爆)

が、横に餌が残った木を置きっぱなしだったので、そっちに行ってしまいました。やり直しです。

木を撤去してトライ。↓手前はシマちゃん、後ろからヒヨ。この後シマちゃんは追い払われました。

不穏な空気を感じてヒヨが周囲を確認中↓

薪にのぼってみました↓

もっと高いところから↓

上の方の安全が確認できたので下りて↓

↓入ってしまった~!難易度が低かったようです。

この後、向こう側の下の隙間から逃げていきました。この下の隙間はヒヨにとっては「難なく通れる」ということです。確かに、羽も広げられる。ここを改善してみます。

改善後がこちら↓

下の隙間に板を置いてみました。左側の隙間は薪で通れなくしました。上にいるのはシマちゃんです。さて、どうなりますか?

つづく


野鳥観察日記2025 ~黒ひまわりに苦労しています~

2025-03-04 | 野鳥・生き物

南岸低気圧の昨日、明け方の雨が午前7時くらいには雪に変わり、あっという間に20センチくらい積もってしまいました。雪の少ない東信も南岸低気圧にはやられてしまいます。今シーズン二回目の雪かきとなりました。私がせっせと雪かきをしているのを尻目に鳥たちは相変わらず元気。一面が雪になると野鳥の餌場がいつも以上に人気になります。今はヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、がレギュラーメンバー。

ところで、今シーズン導入した黒ひまわりの種、実はあんまり気に入ってもらえないようです。というか、小さすぎて食べ甲斐がない様子。頑張って飛んできて、しかもライバルとの戦いに勝って種をゲットするけど、すぐに食べ終わる・・・ということで、飛ぶ苦労をしなくていいように、餌場でそのまま食べる子が続出。もちろん、ライバルがいないときに限りますが。

壺の上で食べたり↓

横の枝で食べたり↓

いずれにせよ「ちょっと小さいね」という声が聞こえてきそうです。栄養価は高いようですが、鳥たちにはあんまり関係ない様子。次回はやっぱり大粒ヒマワリに戻そうと思います。

ところで、その横で平和に餌を食べていたホオジロのシマちゃんとシオちゃんにも試練(笑)が。。。シマちゃんたちの餌場にヒヨドリが現れるようになりました。先シーズンの餌には全く気付かなかったのに、今シーズンの餌はヒヨドリが好きなタイプだったのかもしれません。今シーズンは「ホオジロのえさ」をわざわざ買ったのに・・・・。

ヒヨドリも悪くはないのですが、彼らはすぐに糞をします。しかも、糞が大きい。ということで、シマちゃんたちの餌場は一旦閉鎖しました。でも、雪の日に「どこにあるのかなあ」とやってくるので、餌場を再開したところ、昨日は珍しくシマちゃん♂がシオちゃん♀を追い払わずに仲良く食べていました。

でも、時々シオちゃんはビビッてます↓(右がシオちゃん♀)

しかし、この後、目を離した隙にヒヨドリがやってきて糞をしながら餌を横取りしていました。ということで、やっぱり餌場撤去。ヒヨドリが諦めてくれるけどホオジロが食べられる餌場を工夫しなければ

つづく