09:04
少し小降りになるまで待ったが
一向に止む気配の見えない雨に
痺れを切らせ
せめてトイレだけ、と玄関へ導く。
カートに干してあった腹巻を取ると
散歩へ行こう、と嬉しそうに言う。
コンコンだよ、コンコン。。。
と外を見せるも、行く気満々。
結構降って居るのだが。
09:08
集会場通りに少し入り
アジサイ群で排泄を済ませる。
アジサイは雨に濡れ、輝く。満開になるまで
もう直ぐ。。。
09:12
結構降って居る。既にパンティングも激しい。
空き地へ寄る。ビッショリになった草に
ゆきの腹部もビッショリ。
09:18
バスタオルでドライ中。
可愛い。。。ムース状態の被毛。。。
可愛過ぎて死にそうだ。
ゆき、
おまえが歩けなくなったら
私がおまえの脚になろう、
視力が奪われたなら
目になろう。。。そう考えて居る。
そして
聴力が奪われた今、勿論私を耳代わりにして
欲しいと思って居たが
いざ、その時になるとどうすれば良いのか
途方に暮れる。
現実的には、ふくぎんがおまえの耳代わり
の様な役目を担い始めてしまったかも
判らない。。。
おまえと居る日々の中で
どういった際、耳になれるのか
良く考えてみるよ、ゆき。。。
これまでおまえは散々、私の為に、
私だけの為に生きてくれた。
そろそろ、肩の荷を下ろし
今度は私が、本当におまえの役に立つ番。。。
何か出来る事、今、出来る事
探そう。