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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

国道168号小平尾バイパス、2025/2時点の工事状況(その4)

2025-02-22 19:17:51 | 幹線道路(関西)

その1はこちら その2はこちら その3はこちら

6.2工区南半の工事状況

通行止めになって久しい旧道の様子。歩道橋は、対岸にある生駒南第二小学校(1983年開校)への通学の便を図るため、国道168号と竜田川をまとめて渡る橋(学校関係者専用ではない)として建設されたものですが、GoogleMapには掲載されていません。この小学校も周辺の住宅地が若かった頃は多くの児童が在籍していましたが、このブログ記事を書いている時点では小規模特認校となっています。

2車線暫定供用中区間の北半の様子。新小平尾橋との接点以外は、4車線分の土木構造物が既に完成しています。

2車線暫定供用中区間の南半の様子。「東側のみ供用」「西側のみ供用」の区間が混在しています。

このあたりでも竜田川の護岸工事が行われており、旧道に工事関係車両が停車していました。

旧道と小平尾バイパス暫定供用区間の接点付近。

この先は、とっくの昔に4車線化されています。

(おわり)

 


国道168号小平尾バイパス、2025/2時点の工事状況(その3)

2025-02-22 14:11:19 | 幹線道路(関西)

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5.2工区北半の工事状況

(仮称)乙田大橋の左岸は橋台が完成済ですが、右岸は何の工事も行われていません。水害対策としての竜田川護岸工事も同時並行で各所で奈良県により進められており、その工程との調整の結果後回しになっているのかもしれませんが。

未来の国道168号と市道が交わる地点。市道も一部付け替えられていますが、平面交差で対応するようです。

未来の国道168号と市道が交わる地点から、北側を望む。

未来の国道168号と市道が交わる地点から、南側を望む。工事は完全に停止しているわけですが、次のステップにはいつ進むのでしょう?

近鉄生駒線萩の台駅から西に伸びる市道との交差点から見た未来の国道168号。このあたりは土木構造物も未完です。

しかし、その脇に「只今の進捗率 75.8%」と書かれた工事会社による看板が立っています。

これは、南側の(仮称)新小平尾橋の左岸橋台護岸工事の進捗を示すものです。右岸側の橋台は既に完成しており、左岸側も橋台本体はほぼ完成し護岸工事の真っ最中です。

右岸側の橋台を間近で見る。橋台の建設に先立って旧道を閉鎖し(2021年末頃?)4車線バイパスの2車線暫定供用に切り替えたことがよくわかります。

南側の閉鎖された旧道から見た新小平尾橋の工事の様子。

(つづく)


帝産湖南交通で2024/10/1からICOCAなどが利用可能になった路線について

2025-02-22 11:17:26 | 交通系ICカード

2024/1/18付ブログ記事「滋賀の帝産湖南交通、運賃値上げ→ICカード導入の布石か?」の続報です。

上記ブログ記事で、同社の運賃値上げ申請のリリース文に「ICカード導入等の利便性向上施策等、安全及びサービスの維持向上を推し進めていくためには、運賃改定による収支改善が必要と判断し、申請に至りました。」と記載されていることを紹介しましたが、1年以上経過した時点でも2025/2/15付ブログ記事で紹介したように一般路線用のバスにICカード対応の機器が取り付けられる様子はありません。

しかし、JR東日本が公式サイトで公開している「Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」はこのブログ記事を書いている時点で2025/2/3現在の情報が掲載されていますが、「*月*日から利用可能」の注記なしで「帝産湖南交通株式会社」がリストアップされています。記載場所が「新日本観光自動車株式会社」(足立区コミュニティバスの一部を受託運行、2024/10/1から簡易型ICカード端末によりICOCAなどを導入・・・2024/9/26付ブログ記事参照)より前なので、2024/10/1から導入されたことになります。

これですが、実は「草津市内を運行するコミュニティバスが2024/10/1から全路線で交通系ICカード対応になった」ことによるものです。

https://www.city.kusatsu.shiga.jp/kurashi/kotsudorokasen/mamebus/jikokuhyou.html

草津市内を運行するコミュニティバスは「まめバス」<草津市が運行主体>と「草津・栗東・守山くるっとバス」<隣接する栗東市・守山市と共同で運行>の2種類がありますが、いずれも交通系ICカード対応となり、ICカードで乗車する場合は現金より20円安い180円均一となります。これに伴い、紙の回数券は2025/3/31限り発売終了となります(利用はその後も可能)。

これらコミュニティバスの大半は既にICOCAを導入している近江鉄道バスに委託して運行していますが、まめバスのうち「商店街循環線」「草津駅医大線」は帝産湖南交通に委託して運行しているため(路線図参照)、JR東日本の一覧表に帝産湖南交通が追加されたわけです・・・


国道168号小平尾バイパス、2025/2時点の工事状況(その2)

2025-02-22 09:46:41 | 幹線道路(関西)

その1はこちら

3.2工区北半の工事状況

今回は北から南に見てきたので、2工区が先となります。

国道168号が4車線から2車線に狭くなる大登大橋西詰交差点から、2工区の北端を見た様子。

2工区北側の拡幅用地の買収はほぼ終わっています。

「酷道」として名高い暗峠に通じる国道308号との交差点。その北側では国道168号拡幅部分の歩道の構造物ができていることが分かります。

国道308号との交差点の南側では、拡幅用地で工事が行われています。

現在進行形区間である新神田橋の建設現場。行きかう車に向かいアピール中です。

2025/2段階では橋台の設置工事中で、鉄骨が組み上げられています。

2025/1/中旬に、新神田橋南側の市道が付け替えられました。「工事中」の部分が橋台の設置場所です。

4.2工区南半の工事状況

新神田橋から(仮称)乙田大橋の間は、道路拡幅予定地にロードサイド店舗が立ち並んでいます。半数以上は駐車場スペースのみが拡幅予定地にかかっているのでそれほどの問題は生じませんが・・・

建物自体が拡幅予定地にかかっている店舗もまだ営業中です。

しかし、2025/3/前半までには閉店して全く別の場所(桜井市内)に移転するとのこと。

2工区と1工区の接点。竜田川の向こう岸に、土木構造物のみが出来上がったバイパスと橋台が見えます。

(つづく)


国道168号小平尾バイパス、2025/2時点の工事状況(その1)

2025-02-22 07:45:40 | 幹線道路(関西)

国道168号は和歌山県新宮市と大阪府枚方市を結ぶ長大国道であり、奈良県を縦断する形となっています。十津川村など奈良県南部では長らく山間の「酷道」が多くを占めていましたが、当ブログで過去に紹介(「紀伊半島を南北に貫く五條新宮道路の整備状況」シリーズ)した通り各所で改良が次々に進められています。

一方、人口の多い奈良県北部でも重要な幹線道路として改良が進められており、生駒市域については南田原町交差点以南の部分が4車線道路となっていますが、南生駒地区で一部2車線区間が残ります。この区間約1.5kmを4車線化する事業が「国道168号小平尾バイパス」で、2007年に事業化され鋭意工事が進められているものの、完成のメドは立っていません。

1.2021年時点の評価

2021/10に開催された令和3年度第1回奈良県公共事業評価監視委員会の評価資料によれば、

https://www.pref.nara.jp/secure/258730/r0301no05.pdf

南側0.8kmの「1工区」が別線バイパス<途中で竜田川を2回渡る>、北側0.7kmの「2工区」が現道拡幅<1993年に2車線で開通した南生駒バイパスの4車線化>となっていますが、橋梁工事については2021年度にようやく着手しています。そして、2021/9時点の進捗率は、事業進捗率が48%・用地買収率が81%となっており、前回2016年の再評価時(それぞれ28%・55%)よりはそこそこ進んでいます。 

ただ、その僅か2か月後に開催された令和3年度第3回奈良県公共事業評価監視委員会でも評価対象となっています。これは、上記評価資料が工事費の増大に触れていなかったためです・・・

https://www.pref.nara.jp/secure/258730/r0303no04.pdf

事業費は前回2016年の再評価時より30億円増額の81億円となっています。増額の内訳とそれぞれの理由は以下の通りです。

①橋台基礎形式の変更 約11億円増額
・土質調査の結果、橋台設置箇所の支持地盤が想定より深い位置と判明したため、直接基礎形式から、杭基礎形式に変更

②地盤改良工の追加 約4億円増額
・土質調査の結果、擁壁工設置箇所の地盤支持力が約100KN/m2と想定より低い値であったため、擁壁工の支持に必要な 300KN/m2以上となるように、地盤改良工を追加

③その他の変更 約6億円増額
・詳細設計の結果、橋梁の施工に伴う護岸工の復旧を追加
・水替、仮締切等仮設費の追加

④用地費の増 約2億円増額
・当初、用地費を1工区を 30千円/m2、2工区を 115千円/m2 と想定して事業費を算出していたが、事業実施段階の不動産鑑定により、1工区が 約35千円/m2 、2工区が 約130千円/m2 となったため、用地費が増額

⑤補償費の増 約7億円増額
・当初、2工区の店舗等大型補償物件(計7件)を1件当たり1億円と想定して事業費を算出していたが、事業実施段階の補償調査の結果により、鑑定額が1件当たり平均で約2億円となったため、補償費が増額

2.小平尾バイパスのパネル展の資料

担当の奈良県郡山土木事務所では、2025/2~3にかけて小平尾バイパスのパネル展を開催しています(前半<2/18~2/27>は生駒市役所ロビーで平日のみ、後半<3/1~3/13>は南コミュニティセンターせせらぎで土日も開催・月曜休み)

https://www.pref.nara.jp/12211.htm

上記ページには、そのパネル展で展示している資料類へのリンクが貼られています。

事業概要・整備効果 完成イメージ 工事進捗状況

パネル展開催の時点で工事が現在進行形の箇所は、1工区では(仮称)新小平尾橋<竜田川を渡る橋のうち南側>と一部区間の道路擁壁工、2工区では新神田橋部分のみとなっています。また、「部分的な完成区間」とされている部分のうち1工区の南側は「4車線道路のうち2車線分の暫定供用」ですが、北側は「4車線道路の土木構造物が完成しただけで、未舗装・未供用状態」となっています。一方、竜田川を渡る橋のうち北側の(仮称)新乙田橋については2工区と接する右岸側の橋台工事が未着手となっています。

ということで、先日現地を見てきましたので、その2以降で報告します。

(つづく)