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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

南紀白浜空港の国際線ターミナル2階が一般開放された模様

2024-04-23 00:01:09 | 航空

南紀白浜空港ですが、2024/1/10付で「熊野白浜リゾート空港」という愛称がつきました。

http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=39851

インバウンド観光客にとって知名度があり人気の高い「熊野」の名称を採用したもので、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録20周年を迎える7月ごろから、愛称を活用した取り組みを進めていくようです。

和歌山県は既に愛称を前面に押し出しており、

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/082400/shirap/d00216064.html

空港の公式サイトのトップページ(http://shirahama-airport.jp/)も愛称の方が目立っています。

さて、このブログ記事を書いている時点の空港公式サイトの最新のお知らせは「売店福亀堂は2階に移動しました!エレベータを上り、右手にお越しください」となっていますが、その移動先はまさに「国際線ターミナル2階」です。2023/10/12付ブログ記事「南紀白浜空港の国際線ターミナルの様子(中=国内線ターミナルとの接続部分)」で書いた通り、もともとのターミナル2階のイートインスペースの背後に物販・飲食店舗が入る予定のエリアの入口が長らく閉鎖状態で存在したわけですが、ついに開放された模様です。室内の大半はロビーラウンジ扱いとなっており、売店の他にオフィスも存在するようです。ただ、売店の移動時期<以前は1階にあった>については記載はなく、福亀堂のサイトの店舗案内を見てもわかりません(そもそも、「南紀白浜空港ターミナルビル1階仮設売店です」と名乗っておきながら住所は南紀白浜空港2Fになっている)。

用途はともかくとして、費用をかけて立派に整備した国際線ターミナルの中で活用されるスペースが増えたことは喜ばしいですね。

ちなみに、「旅立つ空港図書館」に関する情報更新は、このブログ記事を書いている時点では、空港公式サイトはもちろん図書館の運営会社のサイトでも見当たりません。


群馬県邑楽町の高速バスターミナルのその後・・・発着は1日4便だけ

2024-04-22 19:43:47 | 高速バス

2022/11/1付ブログ記事「群馬県邑楽町に高速バスターミナルもうすぐオープン、しかし・・・」の続きです。

オープンから1年5か月近く経過した「おうらバスターミナル」ですが、高速バスの発着便数は当初(=コロナ前)の見込みを下回る状態が続いています。

上記ブログ記事で以下のように書きましたが・・・

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対象路線は本来ならば以下の5路線ですが、

 1.群馬県と名古屋・関西を結ぶ夜行高速バス「シルクライナー」の東毛(群馬県東部のこと)・名古屋・京都・大阪発着便

 2.「シルクライナー」の東毛・名古屋・奈良・大阪発着便

 3.伊勢崎・桐生~羽田空港線

 4.群馬県内と仙台を結ぶ夜行高速バス

 5.太田・館林~成田空港線「メープル号」(栃木県宇都宮市に本社をおく関東自動車が運行)

2~5は残念ながら長期運休が続いており、12月1日時点で運行予定なのは1.のみです。

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このうち5.については、運行再開することなく、2024/3/31限り正式に廃止になってしまいました。

https://www.kantobus.co.jp/topics/topics.php?id=1093

そして、1~4を本来運行する日本中央バスの公式サイトの時刻表によれば(2024/5/31まではこちら・2024/6/1からはこちら)、1は継続運行しているものの、2は路線自体がなくなり、4は相変わらず「新型コロナウイルスの影響により運休中」です。3は2023/3/1から一部運行を再開しましたが、おうらバスターミナル発着は1往復のみ(6:45発と22:20着)です。


新・天保山客船ターミナル、オープンまで秒読み <4/24一部修正>

2024-04-22 18:55:31 | 船舶・航路関連

海遊館や大型観覧車があり観光客でいつも賑わっている大阪港の天保山地区に、間もなくクルーズ客船向けのターミナルがオープンします。2024/4/21時点で建物は既に完成しており、内装や床面の最終調整中のようです。

以前同じ場所にあった客船ターミナル(2022/4時点のストリートビューはこちら)と比べると、まさに雲泥の差です。

渡船が発着する対岸からもよく見えます。

新・天保山客船ターミナルの整備は、PFI手法(公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法)を用いて行われました。

https://www.city.osaka.lg.jp/port/page/0000347959.html

2016年8月に実施方針案が公表され、本事業への参入を目指す事業者とのやりとりの後2017年8月に入札が公告されました。

入札説明書はこちら

しかし最初の入札では事業者の決定に至らず、内容を見直した上で2019年5月に再度入札が公告され、2020/3/27付でようやくPFI契約が締結されました。

  • 契約相手方: 天保山ターミナルサービス株式会社(五洋建設株式会社大阪支店を代表企業とする特別目的会社)
  • 契約金額: 3,469,568,300円(税込)
  • 契約期間: 令和2年3月27日から令和34年3月31日まで
  • 事業内容: ターミナル施設の設計、施工、工事監理、所有権移転及び維持管理業務

ただ、実際に旧ターミナルが解体されたのは2022年後半で、現地での新ターミナルの着工は2023年に入ってからです。そして完成したターミナル施設の引渡し予定日は2024/3/31でしたが、「工事区域内より想定外の地中障害が発生した」ため1か月延びて2024/4/30となりました。

なお、この施設の内覧会が2024/5/2に、オープニングセレモニーが2024/5/5に開催されることはすでに2024/4/5付で報道発表済み(もちろんいずれも関係者や報道陣しか参加できません)で、内覧会以前に各種メディアが新ターミナルのことを報じることはないかも。また、このリリース文には「オープニングセレモニー当日は客船入港中のため、警備の都合上、受付にて社員証など本人確認書類の提示をお願いします」の文言が含まれています。大阪市公式サイトの「大阪港クルーズ客船 入港情報一覧」によれば、この日に入港するのは「セレブリティ・ミレニアム」であり、この船が新・天保山客船ターミナルを最初に使用するクルーズ客船のようです。

ちなみに、旧ターミナルは上記URLにあるようにもともと1969年に貨物上屋として建築され、1983年に船客上屋として改修されたものです。

昭和40年代には大阪港で旅客船が発着するのは専ら弁天埠頭(JR大阪環状線弁天町駅の北西)であり、昭和10年前後の大大阪時代に栄華を誇った天保山はいったん人の集まらない場所になっていました。

https://www.city.osaka.lg.jp/minato/cmsfiles/contents/0000160/160768/2210.pdf

しかし、1970年代半ばから中長距離航路のフェリーへのシフト(大阪南港発着)が進むと同時に淡路・徳島など近距離航路への高速船就航が相次ぎ、これらは地下鉄大阪港駅からほど近い天保山を発着港としました。1980年代前半には再び人の集まる場所になり、旅客ターミナルのニーズが高まったために貨物上屋を改装したものと思われます。

その後1990年に海遊館を核とするアミューズメント施設「天保山ハーバービレッジ」がオープンし、天保山地区は現在に至るまで人の集まる場所であり続けています。しかし、旅客ターミナルに関しては、1998年の明石海峡大橋開通により高速船航路のほとんどが廃止となってしまい、2006年についに全滅しました。それ以降は「普段は閉鎖状態で、クルーズ客船が発着する際のみオープン」という使われ方になりましたが、過去の経緯からクルーズ客船向けの施設ではない全くみすぼらしい存在でした。大阪市はそれを何とかしようとしたものの、2010年代前半時点の大阪市長はこのような施設の整備に税金をつぎ込むことを全く是とせず、PFI導入を決めたものです。


四国西南部のミッシングリンクがついに全面事業化しましたが、実は・・・

2024-04-22 12:29:18 | 幹線道路(中四国)

四国4県が推し進める高規格幹線道路群「四国8の字ネットワーク」の整備ですが、2023年度初め時点で約76%の整備率となっており、事業化に至っていない区間は残り僅かでした。

https://www.pref.ehime.jp/page/8604.html

https://www.pref.ehime.jp/uploaded/attachment/47198.pdf (2023年度初め時点の概要図)

1.愛媛県愛南町御荘~同町一本松間

2.高知県宿毛市内(宿毛新港IC~宿毛和田IC)

3.高知県安田町~奈半利町間

4.徳島県海陽町海部~美波町日和佐間

このうち、1~3の区間について、晴れて2024年度に新規事業化されました。3は2024/4/5付ブログ記事「阿南安芸自動車道の高知県内がようやく全区間事業化されました」で触れているので、こちらでは1と2の区間を紹介します。

それぞれ、国土交通省のサイトで事業説明資料が公開されています。

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001729854.pdf (宿毛内海道路の一本松~御荘間)

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001729855.pdf (宿毛内海道路の宿毛和田~宿毛新港間)

宿毛内海道路は高知県宿毛市~愛媛県愛南町(旧内海村)間が2021年度に都市計画決定されましたが、このうち県境を挟む宿毛新港~一本松間および御荘~内海間は2022年度に事業化済(2022/3/26付ブログ記事「ミッシングリンク解消に向け2022年度新規着手の高規格幹線道路」参照)で、今回残る区間も事業化されたものです。過半の区間は津波浸水区域でもある家屋が連なる平野部を避けて北方の高台を迂回するルートとなっており、南海トラフ地震で大きな被害が予想される地域なので防災面でレベルが大きく向上します。

ちなみに、宿毛内海道路は「一般国道56号(四国横断自動車道)」と銘打たれていますが、実は「高速自動車国道の路線を指定する政令」で定義された四国横断自動車道にはこの区間は含まれません。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=332CO0000000275

四国横断自動車道
阿南四万十線
阿南市
四万十市
小松島市 徳島市 鳴門市 東かがわ市 さぬき市 高松市 坂出市 丸亀市 善通寺市 三豊市 観音寺市 四国中央市 高知県長岡郡大豊町 香美市 南国市 高知市 土佐市 須崎市 同県高岡郡四万十町
愛南大洲線
愛媛県南宇和郡愛南町
大洲市
宇和島市 西予市

つまり、高知県四万十市(旧中村市)~宿毛市~愛媛県愛南町間が除外されており、まさに「高速自動車国道の定義上のミッシングリンク」なわけですね・・・

ちなみに、国土開発幹線自動車道建設法で定義された四国横断自動車道は以下の通りで、上記区間もちゃんと含まれています。

四国横断自動車道
阿南市
大洲市
徳島市 高松市 川之江市付近 高知市付近 須崎市 中村市付近 宇和島市付近

 


蘭越倶知安道路(ニセコ~倶知安)の令和6年度新規事業化についてなど

2024-04-21 23:05:58 | 幹線道路(北海道)

関連ブログ記事・・・2023/10/31付「世界的スキーリゾートのアクセス「倶知安余市道路」の工事状況について

この倶知安余市道路の西側の続きとなる一般国道5号(北海道横断自動車道)蘭越倶知安道路のうち、東側半分のニセコ~倶知安間が令和6年度に新規事業化されました。

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001729851.pdf

全体事業費は約640億円、計画交通量は約9,100台/日となっています。

資料には北海道新幹線の予定ルートも併せて掲載されていますが、大半の区間で新幹線と接近しています(交差はしません)

最大の整備効果として、国際的観光リゾート「ニセコ」への速達性の確保が挙げられています。ニセコICはJRニセコ駅よりも南側のリゾートエリアから離れた場所に計画されていますが、中間にできる比羅夫ICはかなり接近しています。

そして、大規模災害時にも機能する信頼性の高い道路ネットワークの確保も挙げられています。国道5号は有珠山噴火等の災害時の代替路として位置づけられていますが、現道のうち3.5km区間は洪水浸水想定区域となっているとのこと。

 

さて、倶知安余市道路では、共和IC~仁木南IC間に新たに「共和北IC」が設けられることが2023/3/31付で発表されています。

https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/release/slo5pa000000jyc0-att/slo5pa00000110bn.pdf

同ICでは、2024/3/25に全線開通した道道泊共和線北海道公式YouTubeで紹介されている通り、最大の役割は泊原発の避難路です)と接続することになっています。

https://e-kensin.net/news/157774.html