goo blog サービス終了のお知らせ 

全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

イオンモール大和郡山100円・150円バスは値上げしません!

2023-12-20 18:21:14 | 路線バス<運賃関係>

2023/12/9付ブログ記事「イオンモール大和郡山100円・150円バスは、2024/2/1以降どうなる?」の続報です。

奈良交通の運賃値上げは、2023/12/19付で認可されました。申請通り、2024/2/1から実施となります。

https://www.narakotsu.co.jp/news/pdf/news_1565.pdf

しかし、但し書きに「一部のコミュニティバス、郡山イオンモール線、京都学研線は改定いたしません。」とあるように、 イオンモール大和郡山100円・150円バスは値上げの対象から外されました。2024/2/1以降も運賃据え置きで頑張るわけです(イオングループ主導か大和郡山市主導かは不明ですが)。

ちなみに、京都学研線(京阪バスと共同運行)は、路線名の通りけいはんな学研都市地域と京都駅八条口の間を直通するバスで、高速バスタイプの車両を用い京奈和自動車道などを経由しますが、距離が短いことから許認可上は高速バスではなく一般路線バスと同じ扱いになっています。


箕面の観光周遊バスは、車椅子対応のマイクロバスを使用

2023-12-20 01:40:48 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2023/11/11付「2023年紅葉シーズン、勝尾寺へのバスの状況

紅葉シーズンが終わり、「箕面滝道ワンウェイ観光周遊バス」の運行が再開しました。

現地バス停の情報によれば乗客定員は僅か20人ということで、使用されている車両がマイクロバスであることまでは想像がつきましたが、当日充当されていた2台ともただのマイクロバスではなく「後部にリフトがついた8ナンバーのバス」でした! 運行会社の西日本ジェイアールバスサービス公式サイトでは【車椅子対応小型観光バス】と案内されているもので、車椅子は後部に2台乗れますが正座席は僅か14席しかありません。案内チラシで「車椅子でも観光できます」と特段アピールしているわけでもないのに、敢えてこの車両を起用した理由は謎です・・・

箕面駅前には、運休期間中撤収されていたのりばを示す立て看板が設置されていました。私が目撃した便の乗客は10人弱で、半数がアジア系外国人でした。


松江市内バス乗り放題乗車券がスマホでしか買えなくなります

2023-12-19 22:44:57 | 路線バス

松江市内観光に便利な以下の2種類のバス乗り放題乗車券が、2023/12/20からJR西日本が提供する観光ナビアプリ「tabiwa by WESTER」においてデジタルチケットとして発売開始されます。利用開始は2023/12/22からです。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231213_00_press_matsueshi.pdf

1.レイクライン一日乗車券

 松江市中心部の観光スポットを巡る観光循環バス「ぐるっと松江レイクライン」に1日乗り放題(発売額は大人520円など)

   ※2024/3/31までの期間限定で北循環線全線/南循環線全線にも乗車可能

2.松江乗手形

 松江市営バス全路線および「ぐるっと松江レイクライン」にまる2日乗り放題(発売額は大人1050円など)

現在はいずれも紙の乗車券(バス車内や一部ホテルなどで発売)ですが、デジタルチケットだとわざわざ現金で購入しなくともキャッシュレス・チケットレスでバスに乗車でき便利になりますね。

 

ただ、最大のポイントは、現在の紙の乗車券は2024/3/末までに発売停止となり、デジタルチケットオンリーになることです・・・

https://matsue-bus.jp/otoku

https://matsue-bus.jp/topics/10313

まず松江駅おみやげ楽市・松江観光協会(市役所内)や一部ホテルなどでの発売が2023/12/28限り終了となります。バス車内での発売は2024年に入ってからもしばらく残りますが、こちらも2024/3/30限り終了となり(使用は翌31日まで可能)、2024/4/1以降は完全にデジタルチケットのみとなります。

「tabiwa by WESTER」はスマホでのアクセスを前提にしており、スマホを使いこなせない方は2024/3/31以降これらの乗り放題乗車券を買えないことになるわけです。


大阪湾岸道路西伸部、六甲ライナーを跨ぐ部分の工事に着手

2023-12-18 23:21:37 | 大阪湾岸道路西伸部

関連ブログ記事・・・2023/2/19付「大阪湾岸道路西伸部の進捗(六甲アイランド内)2023/2/19<前>

大阪湾岸道路西伸部の六甲アイランド内の工事ですが、近畿地方整備局担当の西側部分は橋脚が一通り完成して小休止状態です。一方、阪神高速道路担当の東側部分は地道に工事が進められています。

https://www.hanshin-exp.co.jp/company/torikumi/useful/wanganseishinbu/passage_rokko.html

さて、上記ページ内の図で六甲ライナーのすぐ西側に位置する「PPE-7」橋脚について、2023/12/18現在六甲ライナーの車内に「工事のお知らせ」が掲示されています。この手のものは一般に工事現場のすぐ近くに近隣住民向けに掲示されるか配布されるものであり、電車の類の車内に掲示されるのは珍しいですね。

こちらによれば、2023/12/中旬~2025/10頃まで2年近くにわたり、六甲ライナーのすぐ近くで橋脚の基礎工事を24時間体制で行うとのこと。騒音も相当なものになることでしょう。

そして、この橋脚が完成せねば、六甲ライナーの上空に大阪湾岸道路西伸部の桁を設置することはできないわけで、六甲アイランドとポートアイランドを結ぶ橋同様に相当な工期になりそうです。


津田駅・高速京田辺~伊丹空港線、実質半年の運行で廃止

2023-12-17 00:01:15 | 高速バス

京阪バスは、現在運行休止中の高速バス 「京都万博公園ネスタリゾート神戸線」と大阪空港リムジンバス「枚方津田大阪空港線」を、2024年1月1日付で正式に廃止します。

https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/01327/link_SQRab.pdf

前者は2022/8/25付ブログ記事「京都~万博記念公園~ネスタリゾート神戸線、僅か1年2か月で運休へ」で取り上げたとおり2021/7/22に運行を開始してから僅か1年2か月後に運休となり、それっきりでした。

そして、後者は2019/10/1に1日8往復体制で運行を開始したものですが(途中高速京田辺と名神高槻に停車、1往復のみ大阪空港交通<当時>担当)、

https://www.okkbus.co.jp/uploads/AdminNews/119/body_pdf/20190924135110.pdf

コロナ禍で需要が消滅したため2020/4/14限り運休を余儀なくされ、再開することなく廃止となります。実質的な運行期間は僅か半年余りでした。

高速京田辺バス停はJR松井山手駅近くの第二京阪道路のパーキングエリア内にあり、鉄道だと乗り継ぎが必須な伊丹空港へのアクセスとして有望と考え運行開始にこぎつけましたが、乗務員不足がクローズアップされる昨今では敢えて復活させる理由はないと判断したのでしょうね。

以下は、JR津田駅前のバス停の様子です。2023/12/16時点で現地にはまだ廃止の告知はありませんでした。