関連ブログ・・・2021/7/6付「八代と人吉の間を公共交通で行き来する方法」
ＪＲ肥薩線の復旧のメドが全く立たない現在、熊本県南東部の人吉市や球磨盆地一帯と他の地域を行き来するために利用できる公共交通は、当面は高速バスしかありません。
しかし、この高速バスはいずれも球磨盆地のためにあるのではなく、「福岡市・熊本市・八代市と宮崎県・鹿児島県を結ぶ高速バスが途中人吉インターチェンジ併設のバス停に立ち寄り停車する」形なので、コロナ禍で県を跨いだ交通需要が低迷する中、全て減便されています。
人吉ICのバス停に停車する4路線について、3月2日時点の状況をまとめました。
１．新八代～宮崎間の高速バス「Ｂ＆Ｓみやざき号」
主目的は「九州新幹線と連絡して宮崎と福岡方面を速達する」です。本来は1日16往復ですが、1月26日以降1日9往復に減便されています。
https://www.sankobus.jp/bus/bsmiyazaki/
https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/tt-bsmiyazaki-20220126.pdf
２．熊本～宮崎間の高速バス「高速なんぷう号」
本来は1日13往復ですが、1月26日以降1日5往復に減便されています。この路線は現在八代市内（八代ICなど）には停車しませんが、宮崎県内からのアクセスとしても使えます。
https://www.sankobus.jp/bus/nanpu/
https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/tt-nanpu-20220126.pdf
３．熊本～鹿児島間の高速バス「高速きりしま号」
本来は1日8往復ですが、1月26日以降1日3往復に減便されています。この路線は、人吉・球磨盆地から最も近い空港である鹿児島空港から（へ）のアクセスにも使えますが、この少なさではスケジュールが組みにくいですね。
https://www.sankobus.jp/bus/kirishima/
https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/tt-kirishima-20220126.pdf
４．福岡～宮崎間の高速バス「高速フェニックス号」
本来は1日21往復ですが、昨年10月9日以来1日17往復に減便されており（熊本・八代発着に比べ減便数が少ないのは需要が根強いから？）、3月に入っても状況は変わりません。
https://www.sankobus.jp/bus/phoenix/
https://www.sankobus.jp/busportal/wp-content/uploads/tt-phoenix-20211009.pdf
