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2022年紅葉シーズン、勝尾寺へのバスの状況(前)

2022/11/12付ブログ記事「2022年紅葉シーズン、勝尾寺へのバスアクセスは3種類」の続きです。

11月12日、早速バスで勝尾寺に向かいました。

阪急北千里駅前からは同じバスのりばから2台のバスが同時に発車するような案内になっていましたが、実際には時間差(北摂霊園前行の臨時特急バスの発車後2分ほどして、勝尾寺行の特急バスが発車)でした。のりばに並んでいた方々<若者主体>はほぼ全員後者に乗車。この時点ではまだ空席がありました。

次の停車地である千里中央では乗車のみ扱います。ここで大量の乗車があり、車内は立ち席多数になりました。箕面有料道路を抜けた先は専らカーブ多数の山岳道路であり、立って乗るのは結構疲れそうです<若者主体なのが救いですが>。乗客の半分以上はアジア系外国人で、車内には日本語以外の言語が飛び交っていました。

結局、北千里から58分・千里中央から44分かけてようやく勝尾寺に到着。千里中央から新御堂筋に出る手前で渋滞に巻き込まれたものの、勝尾寺にはすんなりと到着できました。所定の所要時間はそれぞれ37分・27分なので、いかに遠回りしているかがわかりますね。

大量の乗客を素早くさばくため、本来は乗車用の中扉も開けて下車させます。ICカード利用の場合は処理機が前扉にしかないため、中扉からの降車は現金限定です。係員が首からぶら下げたその旨の案内掲示は、英語・ベトナム語・簡体字でなされています。そう、勝尾寺はベトナム人SNSコミュニティで大人気なんです・・・

勝尾寺バス停近くの空き地には、阪急バスが4台停車していました。勝尾寺発の千里方面の定期バスは6便のみですが、実際にはそれ以外にも客が集まり次第(つまりあらかじめ発車時刻は決まっていない)「千里中央行の臨時特急バス」を運行しています。バスの行き先表示からすると、千里中央始発の勝尾寺行臨時特急バスも運行したようですね。

蛇足ですが、途中バス停になる千里中央から勝尾寺までの運賃が500円なのに対し、始発の北千里から勝尾寺までの運賃は440円で、「途中から乗る方が高くなる」という逆転現象が生じています。どうやら、かつては「千里中央→北千里→勝尾寺」の経路で運行していたのを、道路事情から阪急バス側の都合で変更し、その結果らしいです・・・

(後)では、ツアーバス形式のシャトルバスの状況を紹介します。

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