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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

交野市「おりひめバス」中型バス使用路線(京阪バス廃止代替)の状況について <追記あり>

2025-03-26 19:35:19 | 路線バス

2025/2/28付ブログ記事「交野市内の京阪バス廃止代替コミュニティバス<2025/3/23運行開始>の詳細について」の続報です。

2025/3/23から、交野市のコミュニティバス「おりひめバス」の中型バス使用路線が京阪バスの廃止代替として運行を開始しました。

委託先の大新東の親会社であるシダックスが2025/3/23付でリリースを出していますが、車両は予備車も含め4台体制とのこと。

https://www.shidax.co.jp/corporate/press-release/2025/0321/

こちらでは、星田駅前の状況を報告します。

星田駅のバスのりばは乗車用2バース・降車用1バースでしたが、2025/3/23からは1番のりばをおりひめバスが乗降とも専用使用するようになり、従来1番のりばを共用していた京阪香里園行は2番のりばに変更され、寝屋川公園駅・梅が丘行は降車専用バースから衣替えした3番のりばに変更されました。

https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/01573/link_3DAJn.pdf

1番のりばでは、京阪バスの標柱が撤去準備中となっています。向こうに見えるのがおりひめバス用の中型バス。

こちらは新たに設置されたおりひめバスの標柱。京阪バス標準タイプと同じ形です。

系統番号は、「コモン10系統」「星田21系統」など首都圏式の付与方法です。

ただ、バスの前面の表示では「コ10」「星21」のように略されています。

そして、バス側面の系統番号表示は数字だけになっています。今後統一する方向に動くでしょうか?

運賃箱は最新型のようで、ICカード処理機の設置場所がすでに準備されておりプレートで塞がれています。これにより「導入するのはICOCAの簡易型システム<ハンディターミナルタイプの機器を使用>ではない」ことが明確になりましたが、PiTaPaを導入するのであれば過去の例からしてスルッとKANSAI協議会への加入が必須になるはずで(このケースでは交野市が加入?)、今後の推移に注目です。

<参考> 2025/3/22からPiTaPaを導入したヤサカバスの運賃箱。おりひめバスと完全同タイプです。

<4/1追記>

JR東日本公式サイトで公開されている Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者の一覧表が2025/4/1付で更新されました。

こちらによれば「大阪府交野市は 2025 年6月1日以降利用可能 」とのこと。そして掲載場所は現在ICOCAのシステムを導入している事業者とnimocaのシステムを導入している事業者の間なので、PiTaPaではなくICOCAを導入するものと思われますが、果たして・・・


枚方市の旧「大阪国際大学」バス停、改称直後の様子

2025-03-25 20:08:37 | 路線バス

2025/3/11付ブログ記事「京都駅から大阪国際大学行の高速バスは2025/3/22限り廃止、一般路線は名称変更で存続」の続報です。

大阪国際大学枚方キャンパスの閉鎖から9年を経て、遅まきながら?「大阪国際大学」バス停は所在地である「長尾台三丁目」に改称されました。

早速その様子を見てきたので、報告します。

キャンパス閉鎖後も大阪国際大学の所有地を使わせてもらってきたバスターミナル(待機場)は、そのまま継続使用されています。

バス停上屋に書かれた「OSAKA INTERNATIONAL UNIVERSITY BUS STOP」の文字は消されていません。

廃止された直Q京都号のバス停の標柱は撤去待ちの状態です。

上記写真を撮影する直前に、長尾台三丁目始発のバスが出発していきました。旧枚方キャンパスの正門付近では、何やら工事が行われています。

使用停止から9年が経過したキャンパスの建物はまだ威容を誇っています。手前のグラウンドはキャンパス閉鎖後もしばらく使われていました。

正門とは反対側にある通用口。脇に何やら掲示が見えます。

掲示は「解体工事のお知らせ」でした。解体工事は2025/2/1に開始されており、計画通りに行くと1年後には旧枚方キャンパス内の建物はことごとく消滅しているものと思われます。今般のバス停名称変更は、解体工事開始がトリガーになったのかも。


淡路島・岩屋港の2025/3/20時点の様子・・・ターミナル整備完成(立体駐車場はあと僅かで運用開始)

2025-03-20 23:19:43 | 路線バス

2024/10/8付ブログ記事「淡路島・岩屋港の2024/10/7時点の様子・・・バス停への通路変更など」の続報です。

岩屋ポートターミナルの2025/3/20時点の様子を報告します。

2021年以来続いてきた整備事業ですが、あとは2025/4/1の立体駐車場運用開始を残すのみとなりました。無料のバイク置場・駐輪場については、一足先に2025/2/13に運用開始されています。

https://www.city.awaji.lg.jp/soshiki/kankou/49433.html

上記ページでは言及されていませんが、バス発着場に関しても既に完成しています。

バス発着場から岩屋ポートターミナルビルへの入口。間に駐輪場があります。

岩屋ポートターミナルビルからバス発着場への出口。待合室内にはみなと銀行のATMが新たに設置されました。

こちらは、バス発着場と淡路ジェノバラインの桟橋を直接結ぶ通路。ここを通ると、船を降りてそのままバス発着場に行けます。旧岩屋ポートビル時代にビルと桟橋の連絡用として使われた屋根付きの通路が再活用されています。

バス発着場は3バース準備されており、以下のように使用されています。

1番のりば=あわ神・あわ姫バスの一般路線および高速バス<本数僅か>

2番のりば=岩屋バンバンバス(岩屋地域のコミュニティバス)

3番のりば=あわ神・あわ姫バスの観光路線、および各方面からのバスの降車場

前回ブログ記事で書いた通り、PASONAシャトルバス(淡路島西海岸のパソナグループの各観光施設とを結ぶ無料シャトルバス)は路線バスではないので標柱は設置できず<ターミナルビル内には時刻表の掲示あり>、1番のりばの先のほうの「バス発着場のバースとして整備されていない場所」からの出発となります。したがって、歩道と車道の境界柵を回り込んで乗車せねばなりません・・・


阿波池田~綾川~高松空港間のバス路線が2025/4/1に運行開始

2025-03-15 09:47:30 | 路線バス

徳島県みよし市に本社をおく四国交通は、2025/4/1からみよし市の中心市街地にある阿波池田バスターミナルと高松空港を結ぶリムジンバスの運行を開始します。途中、ことでん綾川駅(イオンモール綾川が直近にある)を経由します。

https://yonkoh.co.jp/airport-1

https://www.takamatsu-airport.com/news/info/20250130-8648/

1日6往復で、所要時間・運賃は以下の通りです(綾川駅~高松空港のみの利用は不可)。

 阿波池田バスターミナル~高松空港間=1時間15分、2000円

 阿波池田バスターミナル~綾川駅間=55分、1500円

市内に大歩危・祖谷渓<かずら橋など>といった有名観光地のあるみよし市は徳島空港よりも高松空港のほうが近いですが、公共交通で行き来するのは回り道で不便です。1989年に高松空港が現在の場所に移転した時点では四国交通が阿波池田とを結ぶリムジンバスを運行していましたが、利用が低迷し2年後に休止・やがて廃止となっており、同社としては30有余年ぶりの復活運行となります。当時との違いは以下の2点です。

 (1) 徳島・香川県境区間の国道32号の大改良

  急カーブ・急勾配が介在する山越えでしたが、2020年にトンネル主体の猪ノ鼻道路が開通し、所要時間でも安全面でも大幅に改善されました。

 (2) イオンモール綾川最寄り駅を経由

  みよし市内にはショッピングモール級の商業施設はなく、映画館もあるイオンモールへのニーズは相当存在します。自力でマイカー移動できない中高生にとっては朗報です。


「京成バス千葉セントラル」の詳細が発表されました <追記あり>

2025-03-11 23:20:14 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2025/2/16付「「京成バス千葉ウエスト」の詳細が発表されました」、2025/3/10付「「京成バス千葉イースト」の詳細が発表されました

残る「京成バス千葉セントラル」については、2025/3/7付で再編元のうちちばレインボーバスの公式サイトでのみ詳細が発表されました。

https://chiba-rainbow-bus.jp/wp-content/uploads/2025/03/20250307_kei0301.pdf

ちばレインボーバス本社営業所→京成バス千葉セントラル印西営業所

船橋新京成バス習志野営業所京成バス千葉セントラル習志野西営業所

千葉海浜交通高浜営業所京成バス千葉セントラル高浜営業所

京成バスシステム本社営業所京成バス千葉セントラル船橋営業所

金額式IC定期券はこのうち船橋新京成バスの路線のみで導入していますが、2025/4/1からは新たに津田沼駅~ミヤコシ・八幡神社間(現ちばレインボーバスの路線)にも導入されます。

そして、ICカードの利用履歴は各社とも2025/3/下旬~2026/3/末の間「船新京B」(船橋新京成バスの略)に統一されます。船橋新京成バスの鎌ヶ谷営業所はセントラルではなく京成バス千葉ウエストに統合されるにもかかわらず、何故でしょう?

ちなみに、京成バスシステムは観光バスのほうがメイン事業です。

 

<2025/3/14追記>

京成バスシステム公式サイトでは2025/3/12付で、千葉海浜交通公式サイトでは2025/3/14付でそれぞれアナウンスされました。千葉海浜交通のみ、他社のことには触れていません。

https://keiseibus-tup2.movabletype.biz/pdf/c35f9248f5d6146577ecf2e0a73f82b382c7dd0b.pdf

http://www.kaihin-bus.co.jp/data/topics/20250314081614.pdf

またこれに関連して、ちばシティバスが運行していた稲毛地区の「プラウドシティ線」が、2025/3/16から千葉海浜交通に移管されます。

http://www.kaihin-bus.co.jp/data/topics/20250314091505.pdf