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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
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JR英賀保駅の北改札口・南北自由通路は2025/3/22供用開始

2025-01-21 22:58:44 | 都市交通全般

2024/11/9付ブログ記事「JR英賀保駅は「大正時代の駅舎と令和の南北通路・北改札の並立」へ」の続報です。

この南北自由通路および北改札口ですが、2025/3/22に供用開始されます。このブログ記事を書いている時点では姫路市英賀保駅周辺土地区画整理組合のサイトのみで公開されているようですが、

http://agahoeki.jibasan.jp/eki.pdf

10~12時の間に北駅前広場<工事ヤード内>で完成記念式典を開催し、終了後の12時から一般向けに供用開始されます。自由通路はエレベーターも含め自転車も通行可能ですが(近くにある危険性の高い大野第一踏切が閉鎖されるため)、自由通路内では押し歩きが必須とのこと。

もちろん駅周辺での工事はまだまだ続き、北口には広大な工事ヤードが残るほか、従来の跨線橋の撤去工事のため南口の工事ヤードも存続します。

当方からは、2025/1/21時点の様子を紹介します。

自由通路の南側および線路上の部分は既にベールを脱いでいます。

2025/1/中旬より駅南側の工事用仮囲いの形状が変更され、駅利用者の利用ルートも変わりました。これが「ベールを脱いだタイミング」だったのかも。

北側ではまだ1階部分の工事が続いています。構内跨線橋を延長して北改札口に連絡する部分も間もなく完成のようです。

 

 

 

 

 

 


阪神尼崎駅前広場相当の公園のリニューアル工事の様子(2024/12/29現在)

2024-12-29 19:18:14 | 都市交通全般

2024/8/11付ブログ記事「阪神尼崎駅前広場相当の公園のリニューアル工事の様子(2024/8/10現在)」の続報です。

2025年春のリニューアルオープンまであと3か月、工事は柵の中で順調に進捗しています(状況を定点観測するサイトがなさそうなのが残念ですが・・・)。

住民からの希望通り、西側の鬱蒼とした木々(以前のストリートビューはこちら)はすっかり刈り払われてすっきりとしています。遊歩道部分はタイル張りになるようです。

平屋建てのカフェ?の建物がかなりできてきています。

一方、真ん中にある大きなクスノキと「尼崎に緑と青空を」の石碑はそのままの場所で存続する模様です。高度成長期に公害と戦いそれを克服した尼崎市の歴史を後世に伝えるモニュメントとしての価値が認められたのでしょう。

2025/1/14からは、噴水周辺が立入可能になるようです。

北西側の交番付近から見た様子。

重機類はここで年を越し、新年から春のリニューアルオープンに向け最後の追い込みにかかることとなります。

 

 


神戸駅北側のバスターミナル再整備に向け現地での工事開始

2024-10-31 07:07:33 | 都市交通全般

関連ブログ記事・・・2023/4/15付「神戸駅北側のバスターミナルは2027年内に面目を一新しそうです

上記ブログ記事で

>そして、その南側の平面の自転車駐輪場を撤去した跡地に袋形のバスロータリー(バス発着場は7か所あり)が新たに整備されます。

と書きましたが、2024年11月からその平面の自転車駐輪場の撤去工事が着手されます。

9月中旬からその代替となる仮設の駐輪場の整備が始まっており、10月下旬時点ではほぼ完成しています。11月1日から現駐輪場の一部が閉鎖されるのに合わせ供用開始となり、閉鎖部分において地下の立体駐輪場の工事が始まるという段取りです。

工事看板によれば、地下駐輪場の工期は「令和9年3月31日まで」となっています。当初スケジュールより若干遅れ気味のようで、跡地へのバスターミナルの整備も後ろ倒しになるのかも。

現地に掲示された完成イメージ図。完成はまだ6年先の話です。


JR竜野駅の橋上駅舎化・駅周辺整備について(2025年完成予定) <追記あり>

2024-10-10 00:03:18 | 都市交通全般

関連ブログ記事・・・2024/10/9付「JR英賀保駅は「大正時代の駅舎と令和の南北通路・北改札の並立」へ

英賀保駅から西に3つ目の駅である竜野駅<たつの市南部に所在>でも、同駅と同時並行で駅改良工事が行われており、2025年に供用開始予定です。

https://www.city.tatsuno.lg.jp/kouhohisho/documents/20220823_rinzi1.pdf

こちらは橋上駅舎が整備され(地域交流センターを併設)、1993年に建設され比較的幅の広い南北自由通路に接続されるため、北側からの駅利用も便利になります。

この工事に伴い。従来の木造駅舎<1906年築>は2024年3月に取り壊されて仮設のプレハブ駅舎になっています。上下ホームを結ぶ木造跨線橋<1930年築>はまだ健在ですが、橋上駅舎の供用開始とともにその役目を終えて撤去されます。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240309-OYO1T50016/

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当ブログでは、2024/10/5時点の地上から見た工事の様子を報告します。

東側がプレハブの仮駅舎、西側が南北自由通路、真ん中の白い工事用仮囲いで覆われた部分がかつての駅舎の跡地です。

工事用仮囲いの設置期間は、「2024年3月下旬~2025年3月頃」となっています。2025年春には橋上駅舎が供用開始になる模様です。

仮駅舎脇から、旧駅舎跡地の工事現場を見る。この部分は主に地域交流センターおよび2階の駅舎への通路となるようです。

南北自由通路側から、旧駅舎跡地の工事現場を見る。

南北自由通路の東側に見えるのは、バリアフリー対応のため従来の木造跨線橋とは別に設置されたエレベーター専用の上下ホームを結ぶ跨線橋です。最終的には新しい橋上駅舎に取り込まれるようです。

工事用の柵には、駅南側および橋上駅舎内のイメージパースが掲示されています。英賀保駅と異なり、たつの市公式サイトには竜野駅の整備に関する専用ページは存在しないようで、イメージパースは2024年4月10日号の広報に駅舎分だけが掲載されているのみです。

駅南側を空から見下ろしたイメージパース。上りホームへの通路は、現在存在するエレベーター専用の上下ホームを結ぶ跨線橋に上り側のみ階段を後付けするように見えます。橋上駅舎と南北自由通路の接続部分は駅舎屋根の陰になって見えません。

こちらは改札口まわりのイメージパースです。改札口の左側が南北自由通路につながっているようですが、上下ホームとの位置関係はいまいちわかりません。

下りホームの東端から西側を見た様子。木造跨線橋は古すぎてエレベーターを接続させるだけの強度がなかったようです。

エレベーター専用の上下ホームを結ぶ跨線橋。上りホーム側ではその手前で何やら基礎工事が行われており、ここに階段を後付けするように見えますが詳細は不明です。ちなみに、以前は上りホームの南側に待避線がありましたが、かなり以前に撤去され単なる空間になっています。

 

下りホーム側でも、エレベーター専用の跨線橋周りで何やら工事が行われています。

下りホームからプレハブの仮駅舎を見る。かつては大半の駅に設置されていたICカード専用のチャージ機は、続々その役目を終えつつあります。

 

駅のすぐ北側には4車線の幹線道路・国道2号が通っており、駅北口の送迎広場は国道の北側に整備されました。南北自由通路は線路と国道をまとめて跨ぐ長大なものになっています。線路と国道の間の空間は現段階では工事用ヤードとして活用されています。

バスの発着スペースも準備されていますが、現段階でここに発着するバス路線はコミュニティバスも含めありません。

南側ロータリーは結構な広さがありますが、たつの市コミュニティバスはここに入れさせてもらえず、路上にバス停が設置されています。最終的に南口送迎広場として再整備された暁には乗り入れるのかもしれませんが・・・

駅南側には立派なアクセス道路が整備されつつあります。

 

<2025/5/2追記>

JR竜野駅の橋上駅舎化は、GWには間に合いませんでした。2025/5/2時点の状況はnoteの以下の記事をご覧ください。

https://note.com/kotsu_gyakuretz/n/n86e5b8eea12f

 


JR英賀保駅は「大正時代の駅舎と令和の南北通路・北改札の並立」へ

2024-10-09 01:16:56 | 都市交通全般

姫路市内にあるJR英賀保駅<山陽本線で姫路駅の西隣>ですが、1913年の開業以来南側にしか出入口がなく、近年駅北側からの利用が増えている(土地区画整理事業による住宅の増加、北駅前広場の整備による送迎車の増加)ため不便さが増しています。駅の西側には昭和末期にできた南北人道跨線橋があるものの、スロープのみでエレベーターはなく、幅も狭くなっています。

そのため、南北を結ぶバリアフリー対応の自由通路を姫路市が建設するとともに、JR西日本が北改札口を整備することとなりました。このブログ記事を書いている時点では2025年春の完成予定です。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211129_04_agaho.pdf

https://www.city.himeji.lg.jp/sangyo/0000024725.html

最大のポイントは、「改良工事が完成後も、築110年を超えた木造駅舎が継続使用されること」です!

一般的にこの手の改良工事では、「地元自治体が整備する自由通路に鉄道会社が整備する橋上駅舎を接続させ、駅の両側から平等に利用できるようにし、役目を終えた従来の地上駅舎は解体する」という手はずですが、英賀保駅ではそうならず、新設される北改札口は従来の駅の跨線橋に接続します。その理由は公開されていないようですが、「費用節約」「工事期間短縮」「地元の強い要望」あたりでしょうか? したがって、今後も南側から下り列車を利用する場合はわざわざ2階に上り下りする必要はありません。

こちらでは、2024/10/5時点の地上から見た工事の様子を報告します。

現在の駅舎の外観。改修を重ねており歴史的価値はさほどなさそうで、なおかつ老朽化しています。

現在の駅舎内に掲出された改良工事完成後の駅南側のイメージ図(姫路市公式サイトで公開されているものと同じ)。大正時代の駅舎と令和の南北通路が並立することとなります。

駅舎西側で建設中の自由通路南側の様子。隣接する南北人道跨線橋はもともと駅舎脇からのアプローチでしたが、自由通路着工に伴い邪魔になるため撤去され、仮設の階段(中央部に自転車用スロープあり)に変わっています。

現状の利用状況からすればあまりにも幅の狭いことが分かります。建設された昭和末期には北側は一面の田んぼだったのかもしれませんが・・・ 東隣に見えるのは、建設中の南北自由通路。

駅北側の様子。駅前広場の半分は自由通路・北改札口の工事ヤードとなっており関係者以外立入禁止で、駅利用者は大きく迂回を強いられます。

工事用の柵に掲示された工事進捗写真。

南北人道跨線橋はもともと東西両側からアクセスできましたが、東側は工事の邪魔になるため撤去されています。南北自由通路完成とともに南北人道跨線橋はその役目を終え全てが撤去される手はずのようです。

下りホームから見た様子。線路を越える3つの橋は、手前から順に「南北人道跨線橋」「南北自由通路(建設中)」「上下ホームを結ぶ跨線橋(改修中)」です。上下ホームを結ぶ跨線橋にはエレベーターが設置されています。

上下ホームを結ぶ跨線橋内部の様子。この先に北改札口に通じる通路ができます。Wikipediaによれば、この跨線橋は従来の木造跨線橋に代わり2007年にエレベーターとともに供用開始されたとのこと。

上りホームから見た駅北側の様子。手前が北改札口になります。