厚生労働省は25日、「2013年若年者雇用実態調査」の結果を発表した。それによると、15~34歳の若年正社員のうち22.5%が過労死の恐れがある長時間労働に従事していたことがわかった。
2013年10月1日現在で、若年労働者が就業している事業所は全体の80.7%。内訳は、「若年正社員がいる」が69.1%、「正社員以外の若年労働者がいる」が40.9%となった。
2013年9月に支払われた若年労働者の賃金総額を雇用形態別に見ると、正社員では「20万円~25万円未満」が33.1%で最多となったのに対し、正社員以外の労働者では「10万円~15万円未満」が28.8%で最も多かった。
1週間(2013年9月最終週)の実労働時間数を雇用形態別に見た場合、正社員では「40~45時間未満」が31.7%、正社員以外の労働者では「35~40時間未満」が22.2%と、それぞれ最も高かった。また、正社員では、時間外労働時間が月80時間の「過労死ライン」を上回る「60時間以上」が7.2%、過労死ラインに近い「50~60時間未満」が15.3%となり、合わせて22.5%が過労死の恐れがある長時間労働をしていたことがわかった。
現在の会社から定年前に転職したいと思っている若年正社員に転職希望理由を聞くと、「賃金の条件がよい会社にかわりたい」が44.6%で最も多く、次いで「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい」が40.6%となった。
調査期間は2013年9月~11月。有効回答数は、事業所調査が1万283事業所、個人調査が1万5,986人。
(御木本千春)
http://money.jp.msn.com/news/mynavi/%e8%8b%a5%e5%b9%b4%e8%80%85%e3%81%ae%e9%9b%87%e7%94%a8%e5%ae%9f%e6%85%8b%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%80%81%e6%ad%a3%e7%a4%be%e5%93%a1%e4%bb%a5%e5%a4%96%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%83%e9%87%91%e3%81%af%e3%80%8c10%e4%b8%87%e5%86%86%ef%bd%9e15%e4%b8%87%e5%86%86%e6%9c%aa%e6%ba%80%e3%80%8d%e6%9c%80%e5%a4%9a-1
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
時給千円のフルタイム、月20日で16万円だ。
従って正社員以外でアルバイトと成れば15万円以下なのは当然だ。
それに社保の関係上会社側もフルタイムで雇おうとはしない。
掛け持ちとなれば移動時間の問題も出て来るので思った様には稼げない。
こういう中で正社員という名称だけがまるで特権化していく。
そんな中で正社員という肩書きを得た者は、それを離すまいと必死になる。
その心理を企業側は巧みに利用している。
本来であれば非正規雇用者が正社員に成りたいと思うのはその待遇故なのに、
そこを忘れてただ正社員という名前だけに拘る様に仕向けるのだ。
だから過労死ラインまで働くだけの気力があれば、それだけ仕事を掛け持ちした方が遥かに稼げるのだが、
そういう思考には至らない。
どこかで高度経済成長期モデルを意識しているわけで、いずれ楽に成り賃金面でも報われると思っている訳だが、
今の経営者はかつての経営者達よりも遥かに卑怯で薄情な連中だから、そんな気持ちを平気で踏みにじる事が出来る。
私もかつて正社員登用ありなんていうありもしない口約束で騙されたので、
そういう連中の厚顔無恥っぷりは良く知っている。
もはや中間管理職までその程度の連中が増えているのだから経営陣なんてとっくに皆、そんな奴等で占められている事だろう。
その無様な末路がソニーなのだと私は思う。
2013年10月1日現在で、若年労働者が就業している事業所は全体の80.7%。内訳は、「若年正社員がいる」が69.1%、「正社員以外の若年労働者がいる」が40.9%となった。
2013年9月に支払われた若年労働者の賃金総額を雇用形態別に見ると、正社員では「20万円~25万円未満」が33.1%で最多となったのに対し、正社員以外の労働者では「10万円~15万円未満」が28.8%で最も多かった。
1週間(2013年9月最終週)の実労働時間数を雇用形態別に見た場合、正社員では「40~45時間未満」が31.7%、正社員以外の労働者では「35~40時間未満」が22.2%と、それぞれ最も高かった。また、正社員では、時間外労働時間が月80時間の「過労死ライン」を上回る「60時間以上」が7.2%、過労死ラインに近い「50~60時間未満」が15.3%となり、合わせて22.5%が過労死の恐れがある長時間労働をしていたことがわかった。
現在の会社から定年前に転職したいと思っている若年正社員に転職希望理由を聞くと、「賃金の条件がよい会社にかわりたい」が44.6%で最も多く、次いで「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい」が40.6%となった。
調査期間は2013年9月~11月。有効回答数は、事業所調査が1万283事業所、個人調査が1万5,986人。
(御木本千春)
http://money.jp.msn.com/news/mynavi/%e8%8b%a5%e5%b9%b4%e8%80%85%e3%81%ae%e9%9b%87%e7%94%a8%e5%ae%9f%e6%85%8b%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%80%81%e6%ad%a3%e7%a4%be%e5%93%a1%e4%bb%a5%e5%a4%96%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%81%ae%e8%b3%83%e9%87%91%e3%81%af%e3%80%8c10%e4%b8%87%e5%86%86%ef%bd%9e15%e4%b8%87%e5%86%86%e6%9c%aa%e6%ba%80%e3%80%8d%e6%9c%80%e5%a4%9a-1
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
時給千円のフルタイム、月20日で16万円だ。
従って正社員以外でアルバイトと成れば15万円以下なのは当然だ。
それに社保の関係上会社側もフルタイムで雇おうとはしない。
掛け持ちとなれば移動時間の問題も出て来るので思った様には稼げない。
こういう中で正社員という名称だけがまるで特権化していく。
そんな中で正社員という肩書きを得た者は、それを離すまいと必死になる。
その心理を企業側は巧みに利用している。
本来であれば非正規雇用者が正社員に成りたいと思うのはその待遇故なのに、
そこを忘れてただ正社員という名前だけに拘る様に仕向けるのだ。
だから過労死ラインまで働くだけの気力があれば、それだけ仕事を掛け持ちした方が遥かに稼げるのだが、
そういう思考には至らない。
どこかで高度経済成長期モデルを意識しているわけで、いずれ楽に成り賃金面でも報われると思っている訳だが、
今の経営者はかつての経営者達よりも遥かに卑怯で薄情な連中だから、そんな気持ちを平気で踏みにじる事が出来る。
私もかつて正社員登用ありなんていうありもしない口約束で騙されたので、
そういう連中の厚顔無恥っぷりは良く知っている。
もはや中間管理職までその程度の連中が増えているのだから経営陣なんてとっくに皆、そんな奴等で占められている事だろう。
その無様な末路がソニーなのだと私は思う。