クルマが売れない! 自動車メーカー8社が26日発表した今年上半期の生産・販売・輸出実績で、国内販売の不振が鮮明になった。
世界販売でGMを抜き首位に立ったトヨタでさえ、国内販売は3年ぶりのマイナス。前年同期比9.9%減の82万6265台。24年ぶりの低水準だ。ホンダも8.5%減と5期連続で前年実績を下回ったほか、日産が8.6%減となるなど、ダイハツを除く7社で前年実績を下回った。
一方、トヨタの輸出は6年連続で前年実績を上回った。世界生産も過去最高を更新。ホンダ、スズキも世界生産は過去最高を記録。こうした中、日産の世界生産は2年ぶりのプラスに転じたものの、0.1%増と微増。輸出も2ケタマイナスとなるなど、不振が際立つ。
各メーカーとも、国内の販売不振を輸出がカバーする構図が続いているが、この事態、いつまで続くのか。
「子供が大きくなった中高年が軽にシフトしたり、ケータイやゲームに夢中の若者がカネがかかるクルマを敬遠するなど、メーカーにとって状況は悪化の一途。しかも、どこも似たような小型車、ミニバンばかりで魅力のあるとんがったクルマがない。これでは状況は良くなりませんよ」(経済ジャーナリスト)
輸出・海外生産がコケたら大変なことになる。
【2007年7月27日掲載】
ttp://news.livedoor.com/article/detail/3249750/
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経済ジャーナリストの発言が興味深いがちょっとおかしいと思う部分もある。
車は固定費(駐車代、税金等)+変動費(ガソリン代)で構成されている。
携帯も固定費(基本料)+変動費(通話料)で構成されている。
それに対してゲームは購入代金だけであり、
比較の対象にあげるべきではない。
携帯電話は固定費部分が左程高くないので、
月の収入や支出に合わせて通話料部分で調整が可能だ。
それに対して自動車は固定費の負担が重い。
ガソリン代の値上げが既存のユーザーの軽自動車へのシフトをもたらしている。
販売が不振なのはそもそも購買層が減っているからだろう。
多くの労働者の賃金が下がった分だけ、
自動車の値段と維持費は割高になっているのである。
これは経団連の政策がブーメランの如く自分達に跳ね返って来た結果と言える。
これで円高にでも成ったら大変だね。
世界販売でGMを抜き首位に立ったトヨタでさえ、国内販売は3年ぶりのマイナス。前年同期比9.9%減の82万6265台。24年ぶりの低水準だ。ホンダも8.5%減と5期連続で前年実績を下回ったほか、日産が8.6%減となるなど、ダイハツを除く7社で前年実績を下回った。
一方、トヨタの輸出は6年連続で前年実績を上回った。世界生産も過去最高を更新。ホンダ、スズキも世界生産は過去最高を記録。こうした中、日産の世界生産は2年ぶりのプラスに転じたものの、0.1%増と微増。輸出も2ケタマイナスとなるなど、不振が際立つ。
各メーカーとも、国内の販売不振を輸出がカバーする構図が続いているが、この事態、いつまで続くのか。
「子供が大きくなった中高年が軽にシフトしたり、ケータイやゲームに夢中の若者がカネがかかるクルマを敬遠するなど、メーカーにとって状況は悪化の一途。しかも、どこも似たような小型車、ミニバンばかりで魅力のあるとんがったクルマがない。これでは状況は良くなりませんよ」(経済ジャーナリスト)
輸出・海外生産がコケたら大変なことになる。
【2007年7月27日掲載】
ttp://news.livedoor.com/article/detail/3249750/
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経済ジャーナリストの発言が興味深いがちょっとおかしいと思う部分もある。
車は固定費(駐車代、税金等)+変動費(ガソリン代)で構成されている。
携帯も固定費(基本料)+変動費(通話料)で構成されている。
それに対してゲームは購入代金だけであり、
比較の対象にあげるべきではない。
携帯電話は固定費部分が左程高くないので、
月の収入や支出に合わせて通話料部分で調整が可能だ。
それに対して自動車は固定費の負担が重い。
ガソリン代の値上げが既存のユーザーの軽自動車へのシフトをもたらしている。
販売が不振なのはそもそも購買層が減っているからだろう。
多くの労働者の賃金が下がった分だけ、
自動車の値段と維持費は割高になっているのである。
これは経団連の政策がブーメランの如く自分達に跳ね返って来た結果と言える。
これで円高にでも成ったら大変だね。