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“あざとい”野島伸司監修ドラマ、『明日、ママがいない』の騒動は「想定内とも言える」

2014年01月20日 | ニュース等(新しいとは限らない)
 初回平均視聴率が14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずの結果を残した、子役の芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)が思わぬトラブルに見舞われている。熊本市の慈恵病院が「養護施設の子供や職員への誤解偏見を与える」と、同ドラマの放送を中止するよう日本テレビに申し入れるという。

 同病院は、ドラマの中で「赤ちゃんポスト」に捨てられた芦田演じる少女のあだ名を「ポスト」と名付けるなどしていたことに、「預けられた子供を傷つけ、精神的な虐待、人権侵害になる」と問題視。

「ただ、皮肉なことにドラマの評判は上々です。これまで健気な少女ばかり演じていた愛菜ちゃんが、屈託のある子どもを演じるという新境地も見せていて、この先の展開が楽しみ、という声も多い。慈恵病院は赤ちゃんポストの設置で知られているだけに、こうした申し入れは当然と言えば当然なのですが、脚本はあの野島伸司さんですからね。こうした騒動はある意味、想定内とも言える(笑)」(スポーツ紙記者)

 野島氏といえば、『高校教師』『未成年』『聖者の行進』(いずれもTBS系)といったドラマで、暴力やいじめ、障がい者、自殺問題などを扱い、新ドラマがスタートするたびに物議を醸すことで知られる。

「一言でいえば、“あざとい”ということです。児童養護施設を舞台にした今回のドラマなんて、野島さんの真骨頂でしょう。その一方で、野島ドラマが『子どもに見せたくない番組』のワーストランキングに入ることもしばしば」(同)

 同病院の放送中止の申し入れに対し、日テレは「是非、最後までご覧いただきたい」と応じない構え。今後の展開が注目される。



http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=3025349

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特殊な環境下で育った者達の人生は言わばコンテンツだ。
主人公の環境が特殊であればあるほど、視聴者は全く安全な距離に置かれる。
リラックスしながらコンテンツを楽しめるというわけで、これはカイジの利根川の台詞を借りれば、
正に「安全であることの愉悦」なのである。

メディアの大好きな表現の自由というものがあるんで、フィクションなのだから好きに放送したら良いだろう。
勿論設定に関係のある従事者達や当事者達が異議を唱えるのも妥当だろう。
それより気に成るのはメディアの扱い方。
ドラマで登場するメディア関係者って何かクリーンに描かれているよね。
つまり自分達だけは好印象のドラマばかり作っていて他業界で弄って遊ぶ連中が多いって事だ。

どうせなら薄汚い事ばかりやってる近所の広告代理店のクズ共でも扱ったら良いんじゃないのか?
それこそ連中なら自分の靴にビール注いで部下に飲ませたり会議室で受付嬢とHしたりと、
野島好みの描写満載でリアリティの溢れる題材に満ちている。
しかもパワハラ野郎に追い詰められて自殺すれば会社ぐるみで隠蔽したり、
監視カメラで事態が発覚したらパパに頼んで揉み消してもらうなんて、
正にドラマ風で面白いじゃないか(笑)
まっもう古い話で知らない人も多いだろうけど、過去は消せない…。

結局問題作だとか何だとか言っててもマスコミは大体安全地帯からの傍観者なんだよね。
これまた安全であることの愉悦ってやつだろう。
そんなに衝撃的な作品を求めているならお隣の中華包丁みたいなビルの連中を扱ったドラマでも作ったらどう?





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