愛知県知的障害者関係施設職員研究大会2日目の昨日は、各分科会に分かれて各施設の取り組みの発表がありました。私は、就労系事業支援の分科会でした。障害を持った方たちがどのように仕事を見つけて働いているのか、その実態を勉強しました。月に一回、絵画教室で障害を持った方たちとお会いしているだけなので、その辺のことがよく解りませんでした。どのように日々、職員の方や、利用者の方たちが、「就労」ということについて取り組んでみえるのかを知るいい機会でした。ですが、色々知れば知るほど、心が痛む事実がわかってきました。働くために厳しい査定をされ、工賃を決められるなんて。それも、信じられないぐらい安い賃金です。とても、自立なんてできないと思います。仕事に就くために、実習に行き、そこで採用になった人はいいのですが、採用されなかった人は、「どうしてなんだ。」とがっくり、落ち込んでいます。変な競争心がでてきています。それまでゆったりと絵を描くことを楽しんでいたのに最近はその余裕もないようです。
彼らにまで、そんなことを味わわせる世の中になったかと思うと心が痛みます。
彼らは、ぎすぎすした競争社会に生きる人たちが忘れている「何か」を思い出させてくれる役割を持っているような気がします。その役割をもっと引き出すよう支援するべきで、競争社会の土俵に同じように立たせるべきではないように思います。
彼らにまで、そんなことを味わわせる世の中になったかと思うと心が痛みます。
彼らは、ぎすぎすした競争社会に生きる人たちが忘れている「何か」を思い出させてくれる役割を持っているような気がします。その役割をもっと引き出すよう支援するべきで、競争社会の土俵に同じように立たせるべきではないように思います。
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