思えば、父とはあまり会話をしてこなかった。
実家に電話をしても、話すのはもっぱら母だけ。
その10回のうち、0.5回くらいしか、父とは話さなかった。
耳が遠いので、電話そのものを嫌っていたし、会話そのものが苦手な人。
無口でおとなしい人とばかり思っていた。
ところが!
高齢になり、もともと持っていた”地”の部分が出てきたんだろうな~
んまー、頑固じじいだこと
ちょっと辟易してる。
母が入院してから、一人暮らしになった父の様子も気になるわけで、電話の頻度が増えた。
最初のうちは毎日。
今は腹が立つので1~2日置きくらい。
自分からは一切電話をしてこない。
電話をしてるのはこっちなのだけど、突然怒り出して電話を切られることもしばしば。
夜は早く寝てしまうので、出勤前の忙しい時間に電話してるんだけどね。
あえて毎日はしないようにしていると「(自分が)忙しかったから、電話をもらってたかもしれないけどいなかった」とか、自分のいいように解釈してる
こちらの話していることがまったく通じない時もある。
通じない方が多いか‥3回に1回くらい、話が通る。
勝手に誤解し、勝手に怒って電話を切られる。
言っていることがくるくる変わる。
意思確認をしてから、話を進めようとしていたけど、そうじゃない方がスムーズかも。
らちがあかないので、結論だけズバッと伝えたらスムーズだったこともあった。
相談援助職の基本は「クライエントの意思尊重」
つい、それを通そうと思う私‥
だけど、ここはむしろ代理人のように、相手の利益を測って行動したらいいのかな?
高齢者の感情起伏サイクルは、超短くて超高速だ。
もちろん、全員がそうなわけじゃない。
でも、父は実はかなりの頑固じじいと判明。
これまで、すべて母が対外的なものから家の中のことも何もかもやってきたから、急に放り出されたみたいになって困惑し、悲嘆し、今はむしろ逆上している段階。
「私が全部代理でやっていい?」って聞いてみるか?
明日ね‥
今日はもう、話す気気力なしだわ
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