夜中に初雪だったみたい。
そんなことは何も知らずに、起きて寝室のカーテン開けてびっくり
白っ
昨夜の新年会の「飲み放題」でたくさん水分摂ったせいで、夜中にトイレに起きたんだと思ってた。
それもあるけど、寒かったんだよねー、きっと。
階下に広がる白い光景見て、突然思い出したのが「ねっとこ」。
秋田弁で寝室のことだ。
寝床?寝所?‥この辺りから来てるんだろう。
秋田の冬は寒いので、眠っていても、布団から出している顔が寒くて鼻の頭がひんやりするんだよね
トイレに行くのも寒いから、あんまり行きなくないし
家のことはあんまりしない、のんびりぼんやりした一人っ子だったけど、冬は少しお手伝いというか、ノルマがあった。。
眠る数時間前に、寝室の電気毛布のスイッチを入れてくること、がそれ。
「ねっとごの、電気毛布入れできてけれ(寝室の電気毛布のスイッチを入れて来てね)」
田舎は、リビングなどの一部を除いて廊下も寒いんだよね。
普段使わない座敷なんて、寒くてしょうがないから、お餅とかみかんとか、りんごなんかの段ボール箱の置き場になってる。
自家製のお餅も黴ようがないのだ。
我が家の冬の朝ご飯は、たいていお餅‥餅食い家族だったなー
今日の寒さなんて、寒いうちに入らないんだけどね、人は慣れる。楽な方へ。
祖母が生きていた頃は、祖母と両親の分の電気毛布のスイッチを入れ、お手伝いをした気になっていた。。
私自身は、電気毛布は使っていなかった。
その代り、眠る数時間前に部屋のストーブを付け暖めておいて、お風呂から上がったら速攻で寝る。
「ねっとこ」は寒いから、リビングがみんなの居る場所、暖かい場所だった。
みんなでご飯を食べ、テレビを見たり、うたた寝をしたりしてた。
家族がバラバラになりようがないね。
「ねっとこ」は、それぞれの個室でもあるけど、やっぱり主に寝に帰るところって感じだなー