通訳案内士のブログ

Cobra Kai 80年代最高!

The Karate Kid is one of my most favorite films in the '80s.  I can't even figure out how many times I'd watched the movie so far in my life.  So I was so happy and excited that I've happened to know the TV series called Cobra Kai has existed as an official sequel of The Karate Kid film series.


I signed up for Youtube Premium just for watching the show, which includes ten episodes, respectively, on both the first two seasons. I'd watched all the twenty episodes in two days. It was just amazing!


Actually, Cobra Kai is the name of the Karate Dojo that appeared in the first Karate Kid film series in 1984. The movie's protagonist, Daniel LaRusso, was bullied by the students of the Cobra Kai Dojo and later fought against them in the Karate tournament.


The new TV series is a story about Jonny Lawrence, who was the main antagonist of the former film series re-established Cobra Kai Dojo thirty-some years after Daniel defeated him in the tournament. The new series is so fun that it reminds me of much good stuff in the 80s through Jonny Lawrence's lifestyle.


I can't wait for the new third season, which apparently will be released in early 2021, acquired by Netflix.



NetflixでYouTubeプレミアムから移籍してきた2018年リリースの"Cobra Kai(コブラ会)"というドラマがとても人気だと聞きました。「コブラ会」…どこかで聞いたことがある名前だなと思っていたら80年代のハリウッド映画の大ヒット作"The Karate Kid(邦題ベストキッド)"にでてきた悪役キッズ達が通っていた空手道場の名前ということを思い出しビックリ!



しかもこのドラマの主人公は映画の悪役で私が一番好きだったジョニー・ローレンスだと聞き更に驚きました。これは何としても観なければいけないと思い、YouTubeプレミアムの一カ月無料試用(Netflixは無料お試し期間は廃止されていた)に申込んで連休中に観始めたら案の定ドはまりしてしまい全20話を一気に観てしまいました(現在3巡目)。



映画の主人公だったダニエル役のラルフ・マッチョ、今回の主人公のジョニー役のウィリアム・ザブカがまだ可愛らしかった高校生役の30年以上前から一気に中年のオッサンになって登場します。時の流れは残酷で30年以上経った見た目のギャップに最初は衝撃を受けたものの、彼らが高校生だった80年代から現代までの空白の30何年かを何の説明なしに一気に受け入れられてしまうのはストーリーが秀逸過ぎるからでしょう。往年の名作"The Karate Kid"の正統な続編としてすんなり受け入れることができるのがこのドラマの何よりスゴイことだと思いました。



私が"The Karate Kid"をはじめて観たのは中学生の時。私の中ではアメリカの何もかもがカッコ良く思えた時期でした。映画も音楽もファッションも全てアメリカのモノ(英語は当時からさっぱりでしたが)。映画では"Back to the Future"の方が断然好きでしたが今回「コブラ会」と出会ってしまったことで私の中では"The Karate Kid"の評価がうなぎ上りになっています。



正直映画の主人公、ダニエル役のラルフ・マッチョはあまり好きではなかったです。私は断然いじめっ子の方のジョニーに憧れていましたね。白人、イケメン、金持ち、横柄、喧嘩早く、実際に喧嘩強い。あの時代は「不良」がモテましたからね。このジョニーを演じたウイリアム・ザブカがカッコ良すぎました。



ドラマではすっかり落ちぶれてしまった中年のジョニーが、地元の成功者として名を馳せるダニエルに対して未だに秘めているライバル心から、かつての「コブラ会」を復活させます。中年ジョニーは80年代から時間が止まっているかのような男でドラマでは現代が舞台なのにジョニーを通して80年代のニオイがぷんぷん漂う内容になっています。これが80年代に青春を謳歌した私にとってどっぷりハマれる要素になっています。



音楽も映画もファッションもチープで薄っぺらな印象を引きずっていた80年代ですが、近年ようやく評価されているように思います。ドラマ「コブラ会」が更に80年代を最高にカッコいい時代だったと語りかけてくれているようでその時代に育った人間としてとても嬉しく思うのです。



「コブラ会」はおじさんジョニーとダニエルの話ですが、空手を習う彼らの子供達と生徒達の現代の青春ドラマでもあります。私のように80年代に青春を過ごしたオジサンは勿論、ティーンも若い人も楽しめる本当に素晴らしい作品だと思います。Netfilixに入っている方でまだ観てない方は是非チェックしてみてください。



英語のドラマを観ることはもちろん英語の勉強にもなります。音声、字幕共に英語。これが一番勉強になる鑑賞方法だと思います。YouTubeもNetflixも英語の字幕が出せるのでとても便利ですよね。私の場合はリスニングより字幕を読むこと、リーディングに集中しています。早いセリフは字幕も一瞬で変わります。これに追いつけるようになるまで繰り返し観るのが理想ですね。その後何度も観ていれば何言っているのか自然に聴き取れるようになってくるはずです。




The Karate Kidのジョニーとダニエル。ジョニーカッコ良すぎ。声も大好きでした。ラルフ・マッチョ演じるダニエルはナヨナヨして動きも気持ち悪くあまり好きじゃないどころか、はっきり言って嫌いでしたね。





「コブラ会」ですっかりおじさんになった二人。でも役のまんま歳を重ねたかのようで二重の驚きでした。




"The Karate Kid"で忘れてはならないのはMr.Miyagiを演じたパット・モリタ。アカデミー助演男優賞にノミネートされました。この作品と彼の演技を通じて空手、盆栽、そして日本人の心や魂といったものが世界に広く浸透しました。彼は2005年に亡くなっています。以前ブログで書いた日系人の政治家、ダニエル・イノウエと並ぶアメリカと日本の架け橋になった偉大な人物の一人だと思います。


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