
アメリカの用品や書籍を扱っている港区のある店で”Banned books week”なるイベントが開催されると聞き、何だろうと気になって調べてみました。
Banned books week is an annual event, usually held during the last week of September, to celebrate the freedom to read.
"Banned books week"とはアメリカ図書館協会などが80年代に始めた、読む自由を祝い、かつて発禁処分(禁書)を受けた本に注目する、啓蒙活動週間だそうです。
日本では「読書の秋」といいますが、このアメリカ発祥のイベントも毎年9月の終わりの週に行われるように、読書=秋というのは世界で共通する価値観なのでしょうかね。
読書といえばまだめげずに"The Magic Mountain(魔の山)"を読んでいます。日本語訳ですらそうでしたが私には難解過ぎます。飽きないように(嫌にならないように)”The Lord of the Rings”の二巡目と一章ずつ交互に読んでいます。今やっと三章に入ったところです。
せっかく知ったこの「禁書週間」。いつもより読書の時間を増やし読むペースを上げようと思いました。
禁書?! 全く知らなかったので、、中国の(焚書坑儒)みたいな、、なんて思って驚きました。逆なんですね。
為になりました。
この「禁書週間」どうやら、ただの読書啓蒙週間ではなくて結構ガチに発禁、または当局により検閲された本たちに焦点を当てた、読書運動みたいです。
私でも知っているような作品だと「不思議の国のアリス」が1900年に米国ニューハンプシャー州で発禁、1931年に中国の湖南省でも発禁になったそうです。
近年ではLGBTについて書かれた児童文学小説、Louis Sachar著"Marvin Dedpost - Is He a Girl?"が"too confusing" for childrenとして2018年に米国ノースカロライナ州のある学区で図書館から撤去されたということです。
日本にはあまり馴染みがないですがアメリカでは特に子供達への影響を考え、自治体、学校区、教会などにより本が"censor(検閲)"されているみたいです。
では良い日曜日を!
ちょっとしらべましたら、アリスについてはキリスト教や子どもへのえいきょうなどが理由だったって書いてありましたが、うちのチットは「アメリカはともかく、中国のは時代背景が関係してるよね!湖南省って言ったら1900年以降イギリスの支配下で、なおかつ毛沢東の出生地だよ!1931年と言えばリットン調査団が派遣されている年だというのに、一方ではアリスを禁書にするなんて・・分裂してたんだなあ~中華民国は!」って、なにやら発見したらしく、目をキラキラさせていました👀✨チットのぶんも、ありがとうございます🍀✨✨
(BANが禁止、ってことも知らなかった)クリンより🐻「魔の山」!がんばってくださいね!!←クリンは読まないことにします。たいへんそう・・
さすが本に関してはクリンちゃんの右に出るものはいないですね!チットさんの着眼点もすごい。いや〜こちらこそ勉強になりました!ありがとうございます!
"censorship(検閲)"によって規制される本には二種類あり、禁書リストに加えられ、逆に注目を浴びる形になるみたいですね。
"A Banned book" has been removed from a library, classroom, etc.
"A Challenged book" has been requested to be removed from a library, classroom, etc.
前者は図書館や学校から完全に排除される形、後者"challenged books"はそういう要望があった本を指すそうです。