酔いどれおやじの我が儘・気ままな雑記帳

酔っぱらいの戯言です・・・・・・・・

凍結冬眠の原因その2

2018年04月17日 | 酒器 陶磁器
衝動買いです><











平澤九朗 手捏 茶碗(絵志野小茶碗)





平澤九朗

1772-1840 江戸時代後期の武士。作陶家。
安永元年生まれ。尾張藩士。
隠居後、茶道をたしなみ、作陶した。。天保(てんぽう)11年6月23日死去。

で、この作品は68歳と箱書きがあるので、最晩年の作品と分かります。

茶碗ですが、大ぶりのぐいです^^;
気に入ってます^^

凍結冬眠の原因到着

2018年04月15日 | 酒器 陶磁器
永久凍土に入って約一か月。

何とかつまみ食いもせず、過ごしております。

さて、本日、再び冬眠に入る原因(の一つなんだなあ…)となる作品が到着しました。

先月の福永幾夫・見附正康 2人展 で抽選に当たった、福永幾夫さんの作品。



色絵細密猫図 玉盃

 

 

 



細描です。

盛絵付けです。

猫が蝶とじゃれあっている周りは、鱗の一枚一枚が盛絵で描かれてます。(写真の光り具合でわかると思います)

ピンぼけですが、その裏の緑の亀甲も盛り上がってます。

周りや盃台の唐草も盛絵です。

盛絵にするには、何度も焼いて塗り重ねないといけません。すごい労力と手間と時間が必要です。

焼く回数が多いほど、失敗の確率が上がります。

そんな中、完成した作品が今回の展示会の作品たちでした。

この子の特筆すべき特徴は、盛絵以外に、盃台の内側の上の部分にまで盛絵が描かれていることです。

通常玉盃の台の内側の上の部分は絵が描かれていません。

理由は筆でとっても書きにくいから。

今展示会の見附君の玉盃もこの部分は描かれていませんでした。

福永さんは、描いている人がいないから描いた、とおっしゃってました。

筆の腹を使って描いたそうです。

初めての玉盃。

初めての盛絵付けの作品。

良い作品が当たりました^^v

・・・・・そのかわり、冬眠に入ることになりました><