春だけど、冬眠します

日本橋丸善 4日まで





今の九谷の元気を象徴するような展示会でした。
関西では、H百貨店くらいしか九谷のグループ展は無いかなあ。
関西ではあまり名前は聞かないけれど、面白い作品を創っている作家さんが目白押し。

そんな中、今年正月の展示会で紹介されたんですが、既に良いのは売約済みで購入をあきらめた作家さんが。
その後、『九谷モダン』という雑誌で注目作家として数ページ紹介されてました。
作品も本人もイケメンで、人気・実力ともに急上昇中！の

山本秀平さん。

今回も持ってきたぐい４個（赤絵細描）は、初日早々に全部売れたそうです。
そんな中、今彼がやりたいのは、誰もやってない技法、
『白砡描割』。
中村秋塘以降途絶えていた技法で、彼が再現されたんだそうです。

大きな鳳凰の壺は、白砡描割の中に赤絵を織り込み、彼独自のデザインになっており、かっこよかったです。（売約済み）

まだ、白砡描割のぐいは作っておらず、今後作る予定とのこと。
が、横には玉盃が＠＠；

色々話してて、つい・・・・・・・＞＜





九谷白砡描割宝相華文　珠盃

生地はお兄さんの浩二さんが成型。
玉盃としては大振りで、外の絵を見せるためにやや縦長。

外側全体が、白砡描割。
内側は、秀平さんお得意の細か～～～い赤絵細描。
盃の見込みは、丸い窓に蓮の花。大外と真ん中の金が効いてます。
盃台は口の裏までびっしり絵が描かれ、中央の毘沙門亀甲は、これでもか！という細かさ。こっちは青色が効いてます。

秀平さんが今持っている技術が総動員されてます。

これからますます購入が難しくなるんだろうなあ・・・・・・・


さて、最近浪費が激しいので暫く冬眠（購入我慢）に入ります。
まだ紹介していない物や、まだ届いていない物もありますので、ネタには困らないと思います＾＾；
まあ、いつも通り長くは我慢できないとは思いますがね＾＾；