グレゴリーペックのある日あの時

還暦を過ぎた極真空手家の人生のつぶやき

幸福

2013年11月15日 | 日記
ある新聞のコラムから抜粋して紹介します。
幸福を勘違いした人の、こんな逸話があります。
日本のビジネスマンが南太平洋の島に行きました。すると少年達が砂浜で寝転がっていました。
ビジネスマンは「昼間から、ぶらぶらしていないで、早く学校へ行って勉強しなさい」と言いました。
すると、少年達は「何のために学校に行かないといけないの?」と。
ビジネスマンが「学校に行って、しっかり勉強して、いい成績をとるんだ」と。「いい成績を取ると、どうなるの?」と少年は聞く。
「成績が良ければ、いい大学に入れるじゃないか」「いい大学に入って、どうなるの?」 「いい大学を卒業したら、いい会社に入れるし、いい役所にも入れる。給料も高くなるし、いい結婚もできるかも知れない」
「それで?」 「定年まで、しっかり働いて、子供も、いい学校に入れるんだ」 「それから?」 「それからは、もうどこかの暖かいところに行って、毎日のんびり暮らすのさ」
すると少年達は「そんなことなら、そんな先まで待たなくても、今、僕達がやっていることだ」と。
楽こそ幸福。
そんなおかしさを突いた笑い話です。

最後の楽園タヒチ
20年以上前に行きました
最高でした