日本の標準時の維持・通報を実施している独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する予定と発表した(7月8日)。
前回の「うるう秒」の調整は、平成27年(2015年)7月1日に行われ、1年6ヶ月ぶりとなる。
◆うるう秒の調整
時期:平成29年(2017年)1月1日(日)
時間:午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入する
「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS:International Earth Rotation and Reference Systems Service)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われる。日本では、総務省及びNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTにおいて日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する。
◆調整の理由
地球は太陽を1年で回り(公転)、自らも回転(自転)している。
1日は地球の自転を基本として24時間(24X60X60=86400秒)と定めていた。しかし、1958年より極めて精度の高いセシウム(133Cs)原子時計を用いて計測すると、地球の自転は一定でない事が判明した。これより、1秒の定義を地球の自転を基本とせず、極めて一定精度の高い原子時計での定義とした。
1秒は、「セシウム133原子の基底状態の二つの超微細準位間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍の継続周期」となった。この定義での秒で計測すると、1日は年々長くなっている事が判った。長くなった分を入れる事・・閏秒(うるうびょう)の挿入である。
地球の自転速度が遅くなる理由は、地球の中心部が液体である、潮の干満と海底との摩擦などと考えられている。1958年から1972年まで35秒遅くなっている。将来はもっと遅くなるかもしれないとの予測。
朝から小雨、時々雨が止み、曇り空。雨・曇りと晴れた日が少ない。
熱い夏には涼しいモノが欲しくなる。散歩で見つけた”ハンゲショウ”。白と緑の葉、白い花、花は咲き始め・・涼しい景色。特徴的な白い葉は、8月下旬頃には緑色の葉となってしまう。
名(ハンゲショウ;半夏生、半化粧、片白草)の由来には、半夏生:開花時期が半夏生(太陽の黄経が100°の日、夏至から11日目)の頃だから、半化粧:葉の一部が白く変化(化粧)するからの説、片白草:葉の表は白く葉裏は淡い緑と半分だけ白いからとの説、などがある。古和名には片白草とある。
因みに、この頃に降る雨を半夏雨(はんげあめ)といい、大雨になることが多いと言う。雑節の一つに半夏生(はんげしょう、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃)があり、2016年は7月1日である。
ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
別名は片白草(かたしろぐさ)
ドクダミ科ハンゲショウ属
原産地は日本(北海道除く)、朝鮮・中国
開花時期は6月~7月
花は長さ10数cmの穂状花序で、小さな白い花をたくさん咲かせる
前回の「うるう秒」の調整は、平成27年(2015年)7月1日に行われ、1年6ヶ月ぶりとなる。
◆うるう秒の調整
時期:平成29年(2017年)1月1日(日)
時間:午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入する
「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS:International Earth Rotation and Reference Systems Service)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われる。日本では、総務省及びNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTにおいて日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施する。
◆調整の理由
地球は太陽を1年で回り(公転)、自らも回転(自転)している。
1日は地球の自転を基本として24時間(24X60X60=86400秒)と定めていた。しかし、1958年より極めて精度の高いセシウム(133Cs)原子時計を用いて計測すると、地球の自転は一定でない事が判明した。これより、1秒の定義を地球の自転を基本とせず、極めて一定精度の高い原子時計での定義とした。
1秒は、「セシウム133原子の基底状態の二つの超微細準位間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍の継続周期」となった。この定義での秒で計測すると、1日は年々長くなっている事が判った。長くなった分を入れる事・・閏秒(うるうびょう)の挿入である。
地球の自転速度が遅くなる理由は、地球の中心部が液体である、潮の干満と海底との摩擦などと考えられている。1958年から1972年まで35秒遅くなっている。将来はもっと遅くなるかもしれないとの予測。
朝から小雨、時々雨が止み、曇り空。雨・曇りと晴れた日が少ない。
熱い夏には涼しいモノが欲しくなる。散歩で見つけた”ハンゲショウ”。白と緑の葉、白い花、花は咲き始め・・涼しい景色。特徴的な白い葉は、8月下旬頃には緑色の葉となってしまう。
名(ハンゲショウ;半夏生、半化粧、片白草)の由来には、半夏生:開花時期が半夏生(太陽の黄経が100°の日、夏至から11日目)の頃だから、半化粧:葉の一部が白く変化(化粧)するからの説、片白草:葉の表は白く葉裏は淡い緑と半分だけ白いからとの説、などがある。古和名には片白草とある。
因みに、この頃に降る雨を半夏雨(はんげあめ)といい、大雨になることが多いと言う。雑節の一つに半夏生(はんげしょう、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃)があり、2016年は7月1日である。
ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
別名は片白草(かたしろぐさ)
ドクダミ科ハンゲショウ属
原産地は日本(北海道除く)、朝鮮・中国
開花時期は6月~7月
花は長さ10数cmの穂状花序で、小さな白い花をたくさん咲かせる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます