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プリツカー賞に磯崎新さん、日本人で8人目

2019-05-25 | ニュース
 建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞に日本人建築家の磯崎新さんが選ばれ、5月24、フランスのベルサイユ宮殿で授賞式が行われた。
 磯崎さんは、1931年、大分県生まれで、つくばセンタービルやロサンゼルス現代美術館の設計で知られていて、賞の審査委員会から「建築界で最も影響力のある建築家の一人で、新たな方法で東洋と西洋を結びつけた」などと評され、今回の受賞となった。
 磯崎さん「この時代は建築にとっても変わっていく時だと思う。ちょうどこういう時に私は賞を頂いたことになる。そういう意味で大変、感無量」
 日本人としては、磯崎さんが8人目の受賞者となる。
 ◆プリツカー賞 (The Pritzker Architecture Prize)
 プリツカー賞は、1979年にアメリカ人実業家でハイアットの事実上の創業者であるジェイ・プリツカーと妻のシンディによって設立された。
 「建築を通じて人類や環境に一貫した意義深い貢献をしてきた」存命の建築家を対象とする。国籍・人種・思想・信条を問わず、原則として1年に1人表彰している。副賞として10万ドルとブロンズのメダルが授与される。メダルの意匠はルイス・サリヴァンの作品を模したもので、ウィトルウィウスの言葉が刻まれている(1986年以前はヘンリー・ムーアによる彫像であった)。 アメリカのホテルチェーン「ハイアットホテルアンドリゾーツ」のオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団 (The Hyatt Foundation) から建築家に対して授与される賞である。
 1988年に「ニューヨーク・タイムズ」の記事で「建築家にとってこの賞は、科学者や作家たちにとってのノーベル賞のようなものだ」と書かれて以降、「建築界のノーベル賞」と紹介されることもある。
 ◆日本人の受賞者
 1987年 丹下健三
 1993年 槇文彦
 1995年 安藤忠雄
 2010年 妹島和世・西沢立衛 (パートナーのため、2人同時受賞)
 2013年 伊東豊雄
 2014年 坂茂
 2019年 磯崎新

 晴れ。今日の最高気温は28℃とか。各地で30℃以上の真夏日となっている・・明日あたりが真夏日となるか?。
 岩に張り付いた”セッコク(石斛)”に花が咲き出した。何時もなら、岩を観る散歩はしない、岩に白い花が見えた、寄ったら”セッコク”の花だった。茎の先端の節から花茎を出し、1~3輪の花が咲く。
 ラン科デンドロビウム属(セッコク属)は熱帯アジアを中心として、オーストラリアまで1000種以上が知られている。その仲間のうちでも北限まで(日本の東北地方)生育する種が”セッコク”とある。日本では、、独自の品種や楽しみ方が江戸時代に確立され、それが脈々と受け継がれている古典植物で、江戸時代の園芸文化に欠かせない植物である・・との事。
 セッコク(石斛)
 別名:岩薬(いわぐすり)、少名彦薬根(すくなひこのくすね)、長生蘭(ちょうせいらん)
 学名:Dendrobium moniliforme
 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
 多年草
  岩・樹木に根を張付き、自生する着生ラン 水分は空気中からとる
 原産地:東北地方南部~琉球諸島、朝鮮半島、中国
 開花時期:5月~6月
 花色は白・淡い紅色、大きさは3~4cmで芳香がある


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