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蚊が暗闇で飛べる、自らの羽ばたきでのかすかな気流で障害感知

2020-05-13 | ニュース
 千葉大の中田敏是助教と英王立獣医大などの研究チームは、「真っ暗な部屋の中でも蚊が自由に飛べるのはなぜか。未解明だったこんな疑問を千葉大などの国際研究チームが数値計算などで解き明かした。」5月8日、米科学誌サイエンスに発表した。
 コウモリが超音波をレーダーのように反射させているのと違い、自らの羽ばたきで起きる気流、反射した気流の乱れを触角で感じているという。
 研究チームは、高速度カメラによる蚊の3次元運動測定やシミュレーションなどから、体長約4mmの蚊の羽ばたきによって生じる気流を数値計算で詳細に再現。その結果、体長の10倍近い3~4cm離れた壁や床などの障害物にぶつかって生じる気流の乱れでも、触角の根元にある感覚器官(ジョンストン器官)で感知可能であることが分かった。
 この知見を基に、ドローンに気流の変動センサー機能を付けたところ、同様の仕組みで壁や床を検知できることも実証した。
 中田助教は「蚊は最も人を殺す生き物といわれるほど影響が大きいのに、分かっていないことが多い。薬品なしでも飛べない環境をつくるなど、防除や制御につなげていければ」と話している。

 天気は晴れ、午前に曇り~小雨があった。小雨はホンの少し、畑への慈雨にはとても足りない。
 畑までの沿いのお庭。咲き始めた藤の花と満開が少し過ぎた?”ハナズオウ”の花。枝の葉に先立って花芽を多数付けて咲いている。花には花柄がなく、枝から直接に花が付く。花は長さ1cmほどの蝶形花。花色は、お祝いごとの様に紅白、白花と紅花の木が隣り合わせで咲いている。実は長さ数cmの豆果で秋から冬に黒褐色に熟す。
 名(花蘇芳、はなずおう)の由来は、花弁の色が”スオウ(蘇芳:赤色染料とされた木)”で染めた色に似ているからと言う。因みに、”蘇芳”は古い時代から染料としてマメ科の低木の中国名で、材の芯や莢に赤色色素を含む。媒染剤によって、赤・赤紫・黒っぽい紫に発色する。この染料は、奈良時代に渡来している。
 ハナズオウ(花蘇芳)
 別名:蘇芳(すおう)
 学名:Cercis chinensis
 マメ科ハナズオウ属
 落葉低木(樹高2m~5m)
 原産地は中国、江戸時代初期(1695年ころ)に渡来と言う
 開花時期は4月~6月
 花色は紅紫色・白色
 枝を取り囲むように長さ1cm~2cm位の蝶型花を枝一杯につける
 花柄がないために、花が枝からいきなり出ているように見える
 花後に数cm~10cmの豆果が付き、秋から冬に黒褐色に熟す


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