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世界初、液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が進水

2019-12-22 | ニュース
 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業」を行っている。本事業の一環として技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)の組合員である川崎重工業(株)が製造中の世界初の液化水素運搬船が進水した(12月11日)。今後、本船にはNEDOの助成事業で開発中の海上輸送用液化水素タンクが搭載され、2020年秋頃に竣工する予定。
 NEDOは、本船を活用し、豪州連邦政府と一部連携するなどして、豪州での褐炭ガス化・水素精製、水素液化・液化水素貯蔵、豪州から日本への液化水素海上輸送、日本での液化水素荷役という一連の国際間の大規模水素サプライチェーンの実証を2020年度に行う予定。
 水素は、地球温暖化対策のカギとなる次世代のエネルギーの一つとして注目されている。使用時に二酸化炭素などの温室効果ガスが発生しない特性を持ち、発電や燃料電池自動車などでの活用が期待される。この水素が、石油や天然ガスと同じように一般的に利用される社会の実現に向けて、2016年に岩谷産業株式会社・シェルジャパン株式会社・電源開発株式会社(以下、Jパワー)と、技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構「HySTRA」を結成し、経済的かつ安定的に大量の水素を調達するためのエネルギーサプライチェーンの構築に向けた技術開発を進めてきた。現在、液化水素運搬船のほか、液化水素の受入基地を兵庫県神戸市に、褐炭ガス化設備を豪州に建設している。
 ◆液化水素運搬船(川崎重工業(株)製造)
 進水した液化水素運搬船は、マイナス253℃に冷却し体積が気体の1/800となった液化水素を、安全かつ大量に長距離海上輸送するために、実証規模としては世界で初めて川崎重工業(株)が開発した。製造中の貨物倉容積約1,250m3の真空断熱二重殻構造の海上輸送用液化水素タンクを搭載し、2020年秋頃に竣工の予定。竣工後、本船は2020年度内に豪州で製造された液化水素を日本へ輸送する。
 主要目
 全長116.0m;長さ109.0m;幅(型)19.0m;深さ(型)10.6m;満載喫水(型)4.5m
 総トン数約8,000t;貨物倉容積約1,250m3
 推進機関ディーゼル発電・電気推進;航海速力約13.0ノット
 定員25名;船級日本海事協会(NK);船籍日本;船主HySTRA

 今日の天気は曇り。風は弱い。
 お庭に”ミカン”の木を見つけた。お家の方のお話では、「このミカンは、鉢植えで買ったもので、大きくなったので庭に植えた。果実が付いた。品種は、多分温州(ウンシュウ)。」との事。果実の数は多くない・・今年は不作なのかな。
 日本で”ミカン(蜜柑)”と言えば、概ね温州蜜柑(うんしゅうみかん)の実を指す。素手で容易に果皮をむいて食べれる。温州蜜柑は柑橘類では比較的寒さに強いが温暖な気候を好み、主に関東以南の暖地で栽培される。中国の温州にちなんで温州蜜柑(うんしゅうみかん)と命名されたが、温州原産ではなく日本の不知火海沿岸が原産と推定される。
 因みに、鏡餅の上にミカンを乗せるのは、本来乗せる「橙(だいだい)」が「代々」を意味する縁起物だから。兵庫県赤穂市には「みかんのへた山古墳」という古墳があり、坂越(さこし)湾の海上から見た古墳の形状から名付けられたのだという。
 ミカン(蜜柑)
 学名:Citrus unshiu
 ミカン科ミカン属
 果樹
 初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ
 ”ミカン”の花は愛媛県の県の花に制定される
 日本では最も多く生産されている果物である。主要な産地のほとんどは太平洋や瀬戸内海に面した沿岸域で、和歌山県と愛媛県が生産量首位を争い、静岡県がそれに次ぐ。ブランドとしては和歌山県の有田(ありだ)みかん、静岡県の三ケ日みかん、神奈川県の湯河原みかんなどが有名である。


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