kosunki

韓国と日本について

怒りの心は、死に至らせる。

2009年02月26日 | Weblog
怒りが死につながる可能性
こんなニュースが飛び込んできました。

「怒り」が死につながる可能性=米研究 2月24日17時10分配信 ロイター

[シカゴ 23日 ロイター]
 米国の研究チームは23日、怒りなどの激しい感情が、
一部の人々にとって死につながるケースもある心拍リズムの異常を
引き起こす可能性があると発表した。
 コネティカット州にあるエール大のレイチェル・ランパート博士率いるチームが
心臓病患者62人を対象に研究を行い、心臓病に関する米専門誌
「Journal of the American College of Cardiology」にその結果が掲載された。
 ランパート博士は、少なくとも影響を受けやすい一部の人々にとっては、
怒りが死につながる可能性もあるとしている。
 地震や戦争、サッカーのワールドカップ(W杯)での敗戦といった出来事が
心停止による死亡率を増加させる可能性については、従来の研究でも
示唆されている。
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 ひえー!恐ろしい!
 よく、「怒りは無謀に始まり、後悔に終わるものだ」とは聞きますが、
死んでしまっては、後悔どころではありませんよね
 イソップ物語にもこんな一節がありました。

 二人の女性が、ある農家に住み込みで、働くことにした。
 仕事は、予想以上にきつかった。
 毎朝、ニワトリが、けたたましく鳴きだすのを合図に、
外も暗いうちからたたき起こされる。疲れ果てて、彼女らの愚痴は、
たまる一方だった。
「こんな苦しい目に遭うのは、あのニワトリのせいだわ。
あいつめ、なぜ、朝日が昇る前に鳴くのかしら」
「あのニワトリさえいなければ、もっとゆっくり寝ていられるのに!」
 不幸の原因は、ニワトリだと思い込んだ彼女たちは、とうとう、
憎きニワトリを殺してしまった。
 だが、その結果は反対だった。
 農家の主は、ニワトリが鳴かないので、もっと早い時間から彼女らを
起こし、山のような仕事を言いつけるようになったのである。
「ああ、ニワトリがいた時のほうが、よっぽどよかった」
 二人は眠い目をこすりながら、後悔するのであった。
 あまりにも苦しみが大きいと、目の前のものに当たったり、
誰かを責めたりしがちである。
 そんな私たちに、
「苦しみの原因を見誤ると、何の解決にもならない。それどころか、
二倍、三倍になって我が身に返ってくる」と教えている。

 きっと、イソップ物語が書かれた頃には、こんな科学的な証明などは
無かったと思いますが、やはり怒りは無謀に始まって、後悔に終わるのですね……。
気をつけたいと思います

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